貧血が血液検査で発見された時
胃腸科の病院で消化器官からの

出血の有無を検査していただきましたが
その時、胃が萎縮性の胃炎があったので
ピロリ菌の検査も行ないました。


萎縮性胃炎は放っておくと癌になる確率が高く
除菌によって萎縮性胃炎の進行を予防する効果と癌に対するリスクを
改善します。
http://blog.goo.ne.jp/secondopinion/


検査結果が出るまで、ピロリ菌除去が必要か否か
色々考えてやるという結論を出しました。


実は以前ピロリの検査を受けていてピロリ菌の保有者である事は
解っていました。


しかし当時は医師が除去を積極的に進めなかったので
除菌は良いやって放っておきました。


http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%98%E3%83%AA%E3%82%B3%E3%83%90%E3%82%AF%E3%82%BF%E3%83%BC%E3%83%BB%E3%83%94%E3%83%AD%E3%83%AA

ピロリ菌の保有は衛生状況で変わるらしく
日本は1992年の時点で20歳台の感染率は25%程度と低率であるが、
40歳以上では7割を超えており発展途上国並に高いそうです。


除菌にはペニシリン系の抗生物質とマクロライド系の抗生物質2種類
後胃酸を出にくくして保護する薬、整腸剤、あわせて4種類の薬を
飲まなくてはいけません。
量も半端でなく多いです。


抗生物質を使って除菌するのですが、

耐性菌で除菌できない事を
防ぐため量が多いのだと思います。


これが躊躇させる原因でした。

健康なのに耐性菌のリスク背負って薬飲みたくないし・・・むっ


話は逸れますが抗生物質は、

歯の治療とかわりとポピュラーに処方されますが
結構途中で良くなるとやめてしまう人がいますが
きめられた処方量はきちんと飲まないと耐性菌が出来てしまいますから
注意が必要です。


飲む場合は最後まで、飲まないなら最初から飲まないようにします。
安易に自己流でやって本当に使わなくてはいけない時、効かない
なんてことにならないようにしないといけないんですね。


この辺薬剤師さんも毎回そういう事は伝えて欲しい項目です。
(私もこういう事言われませんでした)
薬剤師さんは薬を処方される人は必ず飲む、
という前提があるのかもしれないけど、
消費者は気まぐれで知識もあまり無いのです。


ピロリ菌除去を老人には進めない医師もいらっしゃいます。


老人の場合除去するしないで結果に差が出ないという
資料もあるからかなと推測しています。


確かにかかって何十年も保有していれば、癌の種が出来る人は
もうとっくに出来ているからかも知れません。


それに老人になると、免疫力も下がるから
耐性菌ができて除菌失敗の割合も増えますもんね。


この場合老人、とは何歳をもって老人とするかが
ポイントですね。


私も49歳ですからもうピロリとは40年以上は共存しているわけで
癌の子供ももう出来ている可能性もあるわけです。


しかし放置すれば、晒される時間もただ増えるだけで
リスクが増える結果になります。


免疫力はまだ大丈夫そうな今やったほうが
効果も大きいと判断して薬をしぶしぶ飲み始めました。


私の場合これといった副作用も無く、不快な症状も無く
今日で後朝一回飲めば終わりと言うところまでたどり着きました。


まずはやれやれですパー


ピロリ除去は、

「胃潰瘍」と「十二指腸潰瘍」
こちらが保険適用ですが、
慢性萎縮性胃炎・胃MALTリンパ腫・特発性血小板減少性紫斑病など

ヘリコバクター・ピロリ感染者は

除菌治療を行うことが推奨されており、

萎縮性胃炎の進行予防と、その先の胃癌の発生予防という意味でも

ヘリコバクター・ピロリ感染者は除菌治療が望ましいとされています。