今認可されている薬は多分、
エビデンスが必ずあると思います。
エビデンスとは、
その薬を使うことによって必ず効果が認められる事が統計的に解りまた
重大な副作用が無ければその薬はエビデンスありと認められて認可されます。
その時ある薬は、
90パーセントの人に効果がありまたある薬は20パーセントの人に効果がある。
これだけ数値に差が有ってもそこは問題になりません。
たとえば抗がん剤などの治験は
今現在の薬より少しでも効果があればそれが効く
数パーセントの人の為に認可されたりもします。
命の危険のある人の延命には、
副作用があっても求める人が居るなら使わせようとする考えなんだと思います。
エビデンスが無い場合とは、
つまり数値上差がありませんと
証明されたと言う事です。
http://ameblo.jp/holistetique/entry-10485158232.html#cbox
医学は科学的でなくては ならない
(なんておかしいのではないか)
この部分が少し気になったのですが、
統計も科学的なものだと思います。
エビデンスの為の治験をしていないからエビデンスが証明できていないけど
でも効く民間治療もある、
(漢方などは確かに効くものもたくさん有ると思います)
こう言う事をおっしゃりたいのかなと思いますが、
まだ読んではいないのですが、
”代替医療のトリック”
という本の趣旨は
http://ameblo.jp/draa/entry-10484161138.html
この二人の著者が狙っていることは、
全世界で年間数兆円規模の市場を持つといわれる代替補完医療を、
インチキ医療として一刀両断にすることではなく、
あくまでも科学的にその医療が実質的な効果があるのか否かを検証すること
冷静に代替医療をした場合としない場合を統計的に比べたら
効かなかった、という結果になったという話です。
治らないという結果が出たのに、
治ればよいのよ、という考えはそもそもおかしいのです。
つまり、本当の病気の時には使えないと結論が出ているわけです。
http://www.robasan.com/pha_gairon1.html
ついでに言うと薬は身体にとっては異物であって毒なんであります。
体におきている病気による悪害と、
薬の毒性とを比較して、
薬の悪害よりも病気の悪害の方が上回ると考えられる場合のみ
薬によって治療するのが原則なのです。
もっというと、病気の治療は自然治癒が原則で、薬はその手助けをするものにすぎません。
代替補完医療は今のところちょっと具合が悪い、
とか健康増進などの目的に
薬と言う毒を使わないで済むように気持ちを誤魔化すため使うのが
正しい使い方なのかなと思いました。