土曜日の昼間、

NHKのハイビジョンスペシャルでマルタ島に暮らす人たちと猫との交流をドキュメントした
番組をつらつらと見ていました。
その中で、猫に餌をやり続ける青年の姿がとても印象に残りました。

このバックに流れていたのがダニーボーイだったので、
一緒にアップします。

毎日マルタの捨て猫に餌をやり続ける青年・・・・

いつも

”猫に餌をやらなくちゃあ”

と言ってひがな野良猫がたむろすところに行って

餌をやっています。



ちょっとした有名人らしく周りの子供は、

あの人頭がちょっと弱いんだよ、って

テレビのスタッフに話したりしていました。



どうやら収入は無いのか生活保護なのか、

猫の餌代は少しいわくがありそうなフィリピン人の

御婦人が自分のポケットマネーから差し出していました。



クリスマスイブの日も、御婦人が教会に行かない?と誘っても

彼は猫に餌をやらなくちゃあ、って教会へは行きませんでした。



人と接する事が苦手なのでしょうね、

クリスマスの日であっても彼には猫に餌をやることのほうが

大切なのです。



猫を見つめる彼の目は優しさに満ち溢れています。



幸せってなんだろう・・・・・



人と交わる事を拒み、

猫に餌をやることが彼の存在意義であるかのようです。



寂しくは無いのだろうか、

人並みの生活がしたくは無いのだろうか、



ついつい自分の価値観で考えてしまいがちだけど

それを押し付けるのは間違いなのでしょうね。



彼は天使なのだから。。。