今日は暖かでした。
空き地では青緑のヨモギの新芽がわずかばかり伸びてきたし、
こぶしは自らのこぶしを突き破り、清らかな白鷺が羽を広げるかのように
花弁を広げだしました。
春は大好き
希望に満ち満ちていて、暖かな光はまた人生のやり直しを許してくれるような
そんな優しさに包まれているから。
私も今年の誕生日で50歳・・・・
人生50年と、信長は謡を舞って本能寺で倒れたのだそうですが
その当時は50年くらいが人生の寿命だったのでしょうね。
今は寿命も延びて、まだ50歳とて十分健やかで生活に支障が出る人も
それほどは居ない、そんな豊かな世の中になって居ます。
じっと鏡を見れば、しかし若い頃の自分の容姿とは違います。
肌の張りは無くなりどうしても消えない皺もあるし
髪の毛にも白いものが混じってきました。
寒い日の朝は節々が痛くなったりもするし
自分は若者とは違う、
これは紛れも無い事実です。
人生は一回きりの四季をゆっくり進んでいくものです。
それでも人生の四季の中
秋の季節の季節を迎える私にも
春はやってきて、
そして春の喜びを感じる事はできるのです。
人はその人生の季節に抗う事は出来ませんが
春には春の美しさがあるように、
秋には秋の美しさがあると思いたいです。
秋に春と競う事は無い。
あるがままの豊かさを受け入れれば
そこに幸せの芽を見つけることがきっと出来ます。
自分を受け入れて、幸せの芽を探しに行きませんか