桐の小物入れです。
江戸指物のように釘を使わない頂いた方のお父様の手作りの作品です。
会社勤めをしていた独身の頃
たまたま建国記念日をはさんで職場の人とスキーに行ったのですが
その時憧れの人も一緒でチョコを差し上げたかったのですが、
特定の人だけと言うのは恥ずかしいので同行された方(確か4人くらい)
に同じ500円くらいのチョコを差し上げました。
その後ホワイトデーではお目当ての方からのお返しに期待していたのですが
そっちはまったく反応が無く
別の方から職場に呼ばれまして、
これ親父が作ったんだけどって渡されまして・・・・・・
さすがになにかやばいのではないか心配で(爆)辞退したのですが
持ってきちゃったし~って言われて、顔をつぶすのも失礼なので頂きました。
新しいまだ真っ白な桐ダンスに紫色の風呂敷に包んで持って帰ったのですが
どうも電車の中で視線を感じます。
そうなのです、
大きさといい雰囲気と言い骨箱そっくりだったんです。
普通に通勤用のカジュアルなスタイルに骨箱を持った若い(その当時はですよ)女、
そう思ったら今度は自分が可笑しくて可笑しくて、
でも骨箱持って笑ったらもっと不気味なので、
下唇をかみ締めながら、家まで笑いを耐えました。
バレンタインのお返しは小さい方が良いですね。