昨日の朝日新聞の特集を、読んで

”面白いね~”って独り言を言っている旦那


何が面白いのか見てみたら、素数の話らしいけどさっぱり解らんガーン

というわけで、何処が面白いんだかレクチャーしてもらいました。



皆さん、リーマン予想って知ってますか?


もちろんリーマンショックの事じゃあありませんよ!
(まあ高度な数学を使った金融理論の不正解って意味でまったく関係ないわけでは
無いですけど)


難解な数学の証明問題です。


どういう問題かというと


きまぐれな素数の並び方に規則性があるかどうか
一般の式にしようと数学者が躍起となっている難問題です。


まず、割り切れない数、素数



2, 3, 5, 7, 11, 13, 17, 19, 23, 29. 31, 37, 41, 43, 47, 53, 59, 61, 67, 71. 73, 79, 83, 89, 97, 101, 103, 107, 109, 113. 127, 131, 137, 139, 149, 151, 157, 163, 167, 173. 179, 181, 191, 193, 197, 199, 211, 223, 227, 229 ・・・・・
http://macky0625.hp.infoseek.co.jp/sosuuhyou.htm


これらの数字は法則性が無く気まぐれな羅列でずっとずっと続いていくのである。

それを沢山の数学者が法則性を求めてたどり着いた答えがゼータ関数というもの
で、
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%83%9E%E3%83%B3%E3%82%BC%E3%83%BC%E3%82%BF%E9%96%A2%E6%95%B0


ああ特殊文字らしくって公式写すことさえ出来まっせん!


何がわかったかというと


自然数と素数の間にある法則性に法った式で表すことが出来るってことです。
なんせきまぐれな素数の分布が公式で表される規則性を持っているなんて
誰も思って居なかったからこれは驚きの発見だったようです。


自然数の世界から複素数(虚数なんかが入った多次元的な考え方っつうのかな)

の世界に話を広げて考える事で新しい概念の発見にになったのですね。

一定の法則性を持つ図に素数の配置を表したものが

ゼータ関数の零点の分布に関する予想



49歳から始めるおしゃれの練習

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%83%9E%E3%83%B3%E4%BA%88%E6%83%B3
リーマン予想といわれるものです。




この図を見やすい行列模型に配置しなおすと
ゼータ関数の=ゼロになる点が複素平面に書くとほぼすべて一直線上に乗る”


49歳から始めるおしゃれの練習


この点がほぼではなく、全部一直線に並ぶと言えれば証明できたことになるんですが
いまだ証明が出来ていないのだそうです。


この行列分布の模型はたまたま原子核のエネルギー準位の間隔と似ているので
ゼータ関数と素粒子には関係が有りそうだという新しい概念の発見につながりそ
だそうです。
http://planck.exblog.jp/12992975/
(まだ証明されたものではなくあくまでも仮説です)


仮説とはいえリーマン予想が立てた素数の特徴の理論と物理の素粒子が関係していそうな事も推察できて、

これが完璧に証明できれば素粒子の現象


物質の極限の現象、たとえばすごくすごく小さい世界の現象とか宇宙みたいな
とんでもなく大きいところの現象とかものすごく熱いところ寒いところ
ビックバンみたいに高密度になったときの状態の現象とかがこの法則を使うと
現象が説明できて理解できるかも知れないって事らしいです。


こんな規則性の無い数字の法則がなぜか素粒子の特徴と関連付けられちゃう事が
不思議で面白いですね。



そういえば、今日ベッドメイキングするとき見たら
敷き毛布はそのままの状態できちんとしているのに、なぜかベットパットだけが
30cmもずるっこけてました。
これを証明するには何の法則を使うんでしょうね~