クレンジングに種類があることと、その意味を最初に知ったのは
佐伯チズさんの本だったと思います。
日本でクレンジング剤はコールドクリームしかなかった頃、佐伯さんが勤めていらしたゲランには
6種類も状況に応じて選択できるようにラインアップしてあったそうです。
その後日本でもクレンジング剤はだんだん増えていきましたが、
物事を合理的に考える事って、日本人には不得意な様で、ムードや年代や値段などで
商品をラインアップはして有るけど
メイクの濃さや状況に応じて機能で選べるような仕組みは考えられていないように感じます。
さてクレンジングの種類ですが、
オイルタイプクレンジング
クリームタイプクレンジング
ジェルタイプクレンジング
ミルクタイプクレンジング
ローションタイプクレンジング
こちらは上から順に洗浄力が高いもの→低いものの順になっています。
これとは別にアイメイクなどポイントメイクを落とすポイントメイクアップリムーバー
シートタイプのクレンジングシートなどがあります。
この沢山あるクレンジング剤ですが、
闇雲に種類があるわけではありません。
その日の化粧の濃さによって使い別けるのが本筋です。
クリームファンデーションでフルメイクしたときに、ミルクタイプで時間ばかり掛けて
クレンジング剤を肌にとどめて置くより、強い洗浄成分で短時間にメイクを落としたほうが
肌負担にならないと言う事です。
リギッドならクリームクレンジング、水おしろいやBBファンデならミルクやローションなどのように
変えると良いのですね。
ところでシートタイプですが、これは水分を含んだシートを一定期間品質を保つ為に
保存料や添加物が普通のクレンジング剤以上に配合されています。
手軽ですが、これは旅行用とかピンポイントで使うように割り切ったほうが肌のためです!”
私は、しかし肌が弱いので実はどのクレンジング剤も使い続けると
肌荒れを起こしてしまっていました。
石鹸でも肌荒れを起こすので、洗浄成分が含まれたものが油分を奪い取って
肌荒れを起こしちゃうのだと思います。
それで困っていたところ、ネットで紹介されていた
http://ameblo.jp/petitebeauty/entry-10281850752.html
岡江美希さんのオリーブオイルクレンジングです。
オイルの汚れはオイルで取るのが鉄則ですので、どんなメイクでも良く落ちます。
舞妓さんだってクレンジングはベビーオイルという石油由来の精製ミネラルオイル
を使ってドウランを落とすのですから、オイルの効果解っていただけるでしょうか?
オイルは私は食事にも使え、比較的酸化が遅いという理由でオリーブオイルを使っていますが
(オイルは結構酸化し易い物が多いので効果がありそうだと買って賞味期限内に
使いきれないと返って肌に負担をかけてしまいます。鮮度がいのちですね)
ナチュラル派にはお勧めです。
(ただしパッチテストはお忘れなく)