時々、楽譜について教えて~という方がいる。


♯が半音上がる、♭が半音下がる。これはものすごく判っているみたいですが・・・

どうやら 調号と臨時記号の意味が判ってなかったなと お話を伺って判ります。


ト音記号やヘ音記号のすぐ横についている記号は 調号というものです。

曲の途中に出てくるのは臨時記号です。


わたしはこのことを良く 薬の効き目で説明することがあります。


一日2回●タックとか薬CMを見て思いついたもので、だれから教えてもらったものでもありません。


一日中効き目がある薬と その時臨時に飲む薬


効き目ばっちりの薬は溶けて無くなるものです。だから、細々とした楽譜には書いてなくても隠れているんですね。


臨時の薬は 薬を飲んだ記憶がきちんと残しておく意味があるので書いておく。


小さい生徒さんには 魔法の壁と呼ぶ、縦線=小節線 


壁を越えて効き目が無くなる、時間が変わると効き目が無くなるのが臨時記号です。


一日じゅう効き目があるというか、その一段だけ効き目があるのが調号です。


判って貰うためには対面して、説明するのですが

「ポン納得」と以前言ってもらったことがあります。


私の説明がとても判り易かったそうです。


今度、大先輩教員に 楽譜について説明することが予定されており思いだしました。


楽典や理論をこういうことを小さい内に身に付けられるようにと亡恩師が子供向け教本を作っていました。


これがあったらいいな~と思うので、いつかいつか作ろうと思っていますが、大人にもやっぱり必要なんだろうな~と思います。


いつか私 教本出版します。


我が家のピアノ生徒は私がしつこく「これ何調?」と聞いたり、記号の色分け!を訓練しているので、日本音名でも英語でもドイツ語でも調がいえます。 偉い!君たち。


本の出版はいつか・・・そんな日まで応援してくださいね。