音楽の記号 ♯(シャープ)♭(フラット)等 みなさんはご存じですか?


ピアノの先生兼学校の音楽の先生のわたし 実は小学生の頃や音楽中学校に通って専門的に学んだ時でさえ、その時の若き先生によって間違ったことを教えられ困ったことにずっと思いこんで叱られていました。


♯も♭も黒いところ なんて大雑把な表現でしょう。 ピアノの鍵盤ではそういうことも多いのだけど・・・本当は細かいルールがあってその場所に移動する指示記号なんだよね。


先日、担当する2年生から言われました「先生!木琴は全部茶色なんだけどどこを押したらいいの?」

ピアノと同じ作りだから悩まなくてまぐれで叩ける子もいますが、この子はそうやって悩んだのか~とびっくり。

ピアノの先生には黒いところと教えてもらったそうです。


その場限りの言葉で伝えることもある時は大事です。でもね~なが~い目で見たら大事で大切なことはじっくり伝えなきゃいけないことが沢山ある。


シャープは半音あがる、フラットは半音さがる。 上がるとか下がるとかという言葉が出てくるから・・・上下の間隔や空間認知が出来て伝えられる言葉でしょう。たとえ相手が小さくてもちゃんとそう伝えてあげることが大事です。


同じ音なんだけど違う呼び名の音を異名同音と言います。ここはこれだけ!と伝えると後でつじつまのあわないことになります。


秋も習いごとスタートの時期で、先生を教室を探す時期ですが、是非 基礎の手抜きをしない先生を教室を保護者が信頼できる教室選びをしてくださいね。


私の大学の先輩の教室ではリコーダーが上手な生徒さんがいます。学校では教えてくれない音を考えて吹けるように促すそんな先生だから・・・