時がまだ昭和と行っていたころ 大学生の2年間 夏だけ保育園で保育補助というバイトをさせていただきました。


2才児担当でしたが、日によって5才児クラスに入ることも朝だけ0才クラスに入る事もありました。


夏はトイレトレーニング日よりなのと、オムツ外しに洗濯物の負担が軽くなる時期を薦めるという保母さんのお話を聞いたり、子どもたちの成長を正味20日 関わらせて頂いていました。


1年目は近所の園、2年目は坂の上の園 


大型園ならではのチームワークのよさ。小さい規模ながらアットホームな感じがある園など様々でした。


夏は子どもたちが一番成長する時期なのよ・・・ぽつりとつぶやいた保健士さんの言葉が一番印象的でした。


小学生は夏休み中。どんな風に成長してくれるのか楽しみです。


小さな音楽教室の夏休みの宿題は弾く事ではなく、発見すること、観察すること、聴く事にしています。


1月の発表会のDVDを見直して、楽譜をただなぞっている演奏と、心から音楽を奏でている子の違いにやはり気付きました。


虫の動物のタイトルの曲でもきっと現物を見てきたのとそうではないとでは音の出し方も違ってくることでしょう。


見られない事も沢山あるけれど、人が引き寄せられる音を伝えられるように育って欲しい。


私が保育園の補助員バイトをした夏から20年。 オムツを替えていた子はそろそろ成人式です。

精一杯めいっぱいこどもたちを見守る保母さんたちに学んだ、夏でした。