百田尚樹さんの「海賊とよばれた男」、なかなか時間がとれなくて


やっと上巻読み終えました。


これがまあ・・・


素晴らしい本なんですよ、ホントに。




こんな人が本当にいたのか、これが実話(に基づいているとしても)?


という内容、出光興産創業者、出光佐三がモデルの歴史経済小説(て言うのかな?)です。





細かな感想はネットで検索すれば色々出てくるでしょうから、


私なりの感動どころを・・・




* 彼を見込んで独立資金を「貸してくれる」のでなく「くれた」恩人に、

条件として言われた言葉、


   家族で仲良く暮らすこと

   自分の初志を貫くこと

   このことを誰にもいわないこと


* 再度資金を援助してもらう時の言葉


   それでも駄目な時には一緒に乞食をやろう


* 利益追及のためだけの商売はしない、中間搾取のない、必要な人に必要なものを

  できるだけ安く供給する、広く世のため、人のためという滅私の精神


* 社員は家族 だから信頼関係が強く出勤簿も就業規則もない。

  世の中がどんなに厳しいときでも一人もクビにしない。


* 家族であるから会社のために皆が一生懸命に働く、どこもがやらない嫌な仕事でも

  笑顔で頑張る・・・同業他社からたたかれる理由の一つは社員が働きすぎるから。



などなど、感動で泣けるところがいっぱい、


それに勉強になるなぁ、と線引いたりして読んでます。


最後の方、「永遠のゼロ」にリンクするところあります。


私は「永遠のゼロ」よりこちらの方が好きです。




これから下巻ですが、最近時間がなくて進み方遅いです。


それにけっこう味わってゆっくり読んだ方がいい本ですから。






で、こちらを読んでいたら、無性に出光美術館に行きたくなりました。


ちょうどタイムリーに父から招待券貰ったので近々行く予定。


あそこは帝劇ビルの上でアクセスもいいし、


ロケーションも良く、お濠を見ながら寛げるように椅子が配置されていて


無料のお茶の用意もあります、大好きなスポットですラブラブ