地震発生以来、信じられないような映像をTVで見るたび、胸がつまる思いです。

東京ではまだ余震を感じます。
福島原発も心配ですね。

私は地震が発生したとき、3歳の姪と埼玉県大宮にある鉄道博物館のカフェにいました。

ガランした天井の高い広い新しい博物館。
揺れはおおきかったですが、上から物が落ちてくることもなくあまり恐怖はかんじませんでした。

なので私は結構楽観的に考えていたのです。

でも大宮駅に戻ると電車は止まり、携帯もつながらず。
この土地をあまり知らないので、どうしてよいものか・・・
店も営業中止、駅にも入れず、居場所がない人たちが外に溢れていました。

幸い営業しているファーストフードを発見、
しかもラッキーなことに席を確保。
暖かい場所で姪を寝かせることができました。

でもファーストフードも閉店することになり、外にだされました。


しかしその頃になると、さっきまですごい人でごった返していたバスのロータリーも少しだけ整理され、

バス最後尾の紙をかかげた警察官がいました。
妹の家の近くまで行くバスも発見。

とりあえずバスに乗るのが最善の方法。
長蛇の列に並びました。
姪は少し寝たせいか元気でホッとしました。
1時間30分近く並びやっとバスに乗車。
ギュウギュウのバスでしたが、私達は席を確保。
子供がいたので座れて本当にラッキーでした。

停電で真っ暗の街を姪が怖がらないように、歌を歌いながらをおんぶして歩き、
無事妹の家に帰宅できました。

しかし妹の家の地域は停電と断水。
電気が無いってとても不安な気持ちになりますね。

でも私たちの帰宅後15分くらいたって急に電気がつきました。
あーなんてラッキー!!

ラッキーが重なり、姪には不安な思いや怖い思いをさせずに1日を過ごせたことに感謝です。

姪は事の重大さがわからないので、彼女にとってはちょっとしたアドベンチャーだったようですけど。

自分だけなら、暗い道を長時間歩いても、寒い外で何時間まってもどうにかなると思えましたが、小さい子供がいるとそうはいきません。
とにかく子供を安心させ、守りたいと思う気持ちでいっぱいでした。
母親の気持ちがわかった気がします。

被災地でお子さんがいらっしゃる方達の気持を考えると言葉になりません。
早く不安から解放してあげたいです。

なにか助けになることをしたいのですが、
私ができることは一体何なのでしょうか?

とにかく今は、これ以上が被害が広がらないこと、多くの人が助かり、早く安心を得られることを祈ります。

そして節電ですね。

最後までお読みいただきありがとうございます。