パースの自然療法の学校でリメディアルマッサージの授業中の出来事です。
その時間はカウンセリングやクライアントとのコミュニケーションなどを学ぶクラスでした。
先生はまず”AKiko前に来て”と言って、私は先生と向かい合って立ちました。
すると、先生はいきなり私の目をじっと見つめ近づいてくるのです
私はなんだか恥ずかしくて自然と目をそむけ、後ずさり
さらに先生は手を広げハグする準備
さらに私は後ずさり・・・・
ちなみに先生は男性です。
そして先生、
”日本の文化はあいさつする時、相手と距離を保ち、ハグはしない、だからAkikoにとっていきなり人が近づいてハグしようとしたから不快感を感じたはず”
と皆に説明し、結局ハグされました。
まぁいいんですけどね。
次にギリシャ系オーストラリア人の女性が前に呼び出されました。
彼女はとってもフレンドリーで明るい性格
先生が手を広げてハグしようとすると、彼女まで手を広げ二人で笑顔でハグしていました
ほっぺにキスまで
先生曰く”ギリシャの人達はオープンだから、こういうことは平気なんだ”って
そして最後にオーストラリア人17歳の女の子(クラスの年齢層は幅広かったのです)
彼女は先生が近づくと、どうしていいのかわからず、不安な表情でした
以外でしたが、これがオーストラリア人ティーンエイジャーの反応だそうです。
ようするに先生が言いたかったのは、
セラピストとして働くということは、様々な人種や文化そして幅広い年齢層のクライアント達と接することになるわけです。
なので一人ひとりを尊重し、ある程度距離を保って接しなさいとの事だったのです。
言われなくてもクライアントにハグしたりはしませんけどね~。
でも移民大国オーストラリアならではの面白い授業だったなぁと思いました。
ちなみに、同僚のブラジル人は毎回会うたびに私や同僚達にハグをし、親しいクライアントにもハグしていました。
さすがブラジル人
文化の違いをいつも感じさせてくれます。