オーストラリアのマッサージコースの授業で何かと話題になるのはセクシャルハラスメント。



マッサージの学校といっても、技術だけ教わるのではなく、解剖生理学、病理学、コミュニケーション、クリニック、ビジネスのクラス等がありました。



どのクラスでもセクハラの話題はよくでましたね。

とくにビジネスのクラスではオーストラリアの法律も学び、もちろんセクシャルハラスメントについても。



クライアントにセクシャルなことを要求されたら、はっきり断る、部屋を出る、とにかくプロフェッショナルなセラピストになるのだからきちんとした態度で対応をしなさいと。



施術の技術を学んでいる時も、クライアントに勘違いさせないよう体をつけないように施術する方法。



施術をする時の姿勢や体のポジションは厳しく教え込まれました。



でもなぜそんなにセクハラについて先生達は厳しく注意するのか?



最初は不思議でした。



日本ではオイルマッサージのサロンはほとんど女性が来るイメージがありますし、まともなサロンとあやしいお店は明らかに区別されていますよね。



でも、パースのスパでボディーマッサージも担当できるようになって、その意味がよーくわかりました。



まずオイルマッサージにも男性客はたくさん来ます。



セクシャルマッサージを期待してくる男性もたくさんいます。



ペーパーショーツをはかずに何も付けずに施術を受ける人が多い、しかも女性客もです。



これには最初はびっくりしました目 がそのうち慣れてしまいましたあせる



それに電話予約の時にセクシャルマッサージをしてくれるのか?と堂々と聞いてくる方もいて、

”ノーセクシャルマッサージ!!”とレセプションが大きな声で電話でクライアントにどなっているのを何度か聞いたことがあります。



ちなみに私が勤めていたスパは、マッサージの他にビューティールーム、ヨガスタジオ、メディテーションスタジオ、そして託児所まであり、受付にはセラピスト達のディプロ等、技術の証明ができるものが張られてあるのです。



にもかかわらず、勘違いはてなマークまたはすきあればお願いしたい、みたいな男性クライアントが来るのです。



以前にもハッピーエンディング の話はしましたよね。



他にもチップをあげるから(下半身を指差し)ここをマッサージしてくれとか、



施術中に下半身を見せられたことも・・・・最悪です



もちろん私は頭にきて施術を中断し部屋をでてボスに報告。



ボスの奥さんがかなりきつくクライアントに注意してくれたようです。



色々ありました・・・ガーン



セクハラについてはまだ続きますね。


ペタしてね