初めまして、ママの本当の心の声を育てる看護師、いなばあきこです🌱

私は、現在3人の男の子を育てるシングルマザーであり、企業の健康管理室と消化器内科のクリニックで働くナースでもあります。

シングルマザーって大変なイメージがあると思います。確かに心身的にも経済的にも大変な時期はありました。子供が幼稚園の頃、父親がいない状況で家族構成が変わり、子供の友達環境も変えてしまっては負担が大きすぎると、どうしたら子供たちを守れるのかと必死で考えていました。預かり保育がなかったため、短時間勤務の仕事を複数掛け持ちして、生活をする時期や、三男に協力してもらって、幼稚園年長1年間だけ長時間預かり保育をしてくれる他の園に転園して、通勤と真逆の方面に毎日自転車で送っていき、預かり時間を最大限活用していました。一緒に生活する母や車で1時間圏内に住む妹家族、私の家族構成を知りながらサポートしてくれる職場の仲間に恵まれ、今日に至っています。私がドゥーラを目指すきっかけになったのは、今年に入ってたまたま目にした東京都の子育て情報でした。東京都は法人が多いので、税収も多く、子育て支援はとても手厚い。産後ドゥーラという仕事を知り、子育てで楽しいと思える経験や苦しかった経験が次の世代のママに何か感じ取ってもらえるものがあるかもしれないと思ったのが、最初のドゥーラに対する印象です。

実際に今年の4月から学び始め、一番に感じているのは、ママは孤独であるということ。学んでいく中で、自分の子育てを思い返して、ドゥーラが近くにいてくれたら、子育てをもっと楽しめたかもしれない。子育てをしていると子供や家族のためにたくさん犠牲にすることも多く、自分が我慢すればと、自分の本当の気持ちがなかったことになってしまう場面や、子供の世話が精神的に辛くて無理と思ってしまう気持ちを抱きつつ、母なのにこんな気持ちを抱いてしまって良いのだろうかと思う場面もあります。だから私は、ドゥーラとしてどんなママでもOKだと、ママが自分の本当の気持ちをなかったことにせず、その気持ちに向き合うサポートをしたいとドゥーラとしてサポートをすることを決め、学んでいます。

ドゥーラとして今年の9月からサービスを開始する予定ですので、見守っていただけると嬉しいです。