２０２０年１１月２５日 (水) 午前２時
わが家の愛犬ココが天国に旅立ちました。
５歳９ヶ月でした。
5歳。…早いよ、ココちゃん。
２０１９年の８月に心臓の病気、僧帽弁閉鎖不全症と診断されました。若くしてなる子はほとんど遺伝とのことです。
ブログには書けなかった。元気な日常のココで埋め尽くしたかった。鼓動は早くてもそれ以外は元気だったから。
5歳だと進行も早く、薬を変えても変えても悪化のペースが早く、心臓肥大、奇形、そこから来る肺水腫。
肺水腫と診断されてからほんのわずかの出来ことでした。
２３日祝日、病院に行くまでは３人でお出かけ出来るとニコニコで喜んでいたけど、ついたのは毎月通っている病院。
この日は今までにないくらい病室に入るのを嫌がって、今おもえば本人も体調に違和感があって、何か感じていたのかもしれません。
１時間で検査していつもならすぐ返されるココが、この日は酸素のお部屋に入れられ即入院となりました。
それくらい心臓と肺が悪化していたのです。
でも慢性的なので本人も我慢できて、痛みにも強いので咳やたおれこみなどの肺水腫の症状もなくいる状態。
でもエコーで見ると元気に歩いているのが不思議なくらいと。
入院といわれても、えっ？！と理解出来ませんでした。
行く前はあんなに元気だったんだもん。
連れて帰りたかった。
ココもずっとお迎え、まだかな、まだかなと待っていたとおもいます。
その日は、主人も私もいてもたってもいられず、綺麗なお部屋でココを迎えようとひたすら掃除しました。
おしっこ出来るかな、うんちできるかな、お水飲めるかな、お薬飲めるかな？と考えている間に…気づいたら一睡も出来ず朝でした。
大丈夫大丈夫と自分に言い聞かせました。
24日は2人とも仕事でした。
今日終わったらその足で面会に行こうと、
休憩に入り、お昼過ぎに携帯を見たら主人からLINEや着信。嫌な予感。
読むと病院から伝えられたことを書いているLINE。
肺から出血。容態悪化し自分で呼吸が出来なく人工呼吸に繋がれていると。
もたせている状態で今後どうなるかわからないから今すぐ行って見てくる。私も今すぐ行った方がいいとのことでした。
職場でそれを伝えたら、繁忙期にもかかわらず、｢帰りな、帰りな！｣と。
その言葉がホントにありがたかったです。
病院についたらたくさんのクダに繋がれてココが辛そうな呼吸をしていました。
ココ、入院して暗いお部屋で、利尿剤を強いのに変えているから、おしっこしたくてもここでおしっこしていいのか我慢していたようです。
たった１日でのココの容態の変化に頭がついていかず、でも家に戻っても気がおかしくなりそうなので、働いていた方が気が紛れるのでまた戻って働かせてもらいました。
私が来る前は心拍120くらいだったのがココに一生懸命話しかけたら140。
耳はきっと聞こえていないだろうということですが何か感じたのかな。
マスク越しにチューして頑張ってと伝えました。
自発呼吸が出来ないので麻酔で眠らせている状態をまた夕方見に行き、病院が閉まるそれ以降は先生にお願いし、何かあったら電話するとのことでした。何事もなく朝が来ることを祈っていましたが夜中着信がありました。
呼吸が落ちていて、今ならまだ間に合う、すぐ来てとのことでしたが、着いた瞬間にもう脈拍ゼロ。ピーという音だけが静かなお部屋に響いていました。
ココ、私たちが来たことにはきっと気づいて安心していったんだね。体が暖かくてホントにたった今まで戦ってた。
でも疲れたんだね。
麻酔してたから苦しまず眠るようにいけたようです。
休日でも自分の患者だからと朝から一生懸命一日中対応してくれた先生と、主人と私と、夜中の２時、静寂の時間でした。
病気で最近の苦しそうな息づかいから解放されて、気持ち良さそうに息を引き取りました。
たったの5歳と９ヶ月。
まだまだ一緒にいられると思ってた。
私にとっては小さくて大きな存在。
失ったものが大きすぎて受け止めきれません。
２５日。ニコ。だからニコっとしたココの写真でお別れです。
明日は火葬です。
それまでたくさん話しかけていっぱいチューして、いっぱいナデナデしたいとおもいます。
ココ頑張ったね。もう息辛くないね。
穏やかに寝ている姿を見ていると今にも起きそうです。
しつこくナデナデしてると、やめてとカプっと噛んで起きそうなくらい。
チャームポイントの舌は、先生がお口に閉まって棺にいれてくれました。
ここちゃんとってもお美人さんです。
可愛くて可愛くてしょうがない。
今日は棺のなかでココの遊び相手のぬいぐるみがずっと側に。一番の相棒、大好きなトラチャンはお顔の側で横たわっています。
トラちゃんも5年間お疲れさま。
明日は可愛いお花でうめつくしてあげようとおもいます。
明日は迷わず天国にたどりつけますように。
このブログでココのことを読んでくださっていた皆様、この場でお礼を言わせてください。
本当にありがとうございました。