先日、メルボルンで初めて!
「オーストラリアの介護事情」に関するセミナーを日本人コミュニティに向けて開催。
内容は、
1)海外で老後を過ごすということ
2)在住日本人の老後の現状
3)オーストラリアの介護制My Aged Careについて
オーストラリアで老後を過ごすなら
とても大切な情報なのに、
知っている人が少ない。
日本語で分かりやすく伝えられる人もほとんどいない。(私が知ってる限りは、私とあと1人だけ)
そして日本と全くシステムが違うので、
大変になってからでいいや、
では間に合わない。
間に合わなくて亡くなってしまった人もいる。
でも、日本人の年配の皆さまは本当に我慢強い人たちばかりなので、ほぼ100%「私はまだ大丈夫だからまだ申し込まなくていいや」って言う。
いや、いいんですよ、日本に住んでるなら
でもね、オーストラリアに住んでるんだから、いろいろそう簡単にいかない。
介護される側もする側も。
それを開業以来、いろんな人に伝えてるけど、
なかなか伝わらない。
伝わらなくてもどかしい。
だけど。
それでも、私の話を聞いた後は、ほぼだいたいの方が、
「有益な情報だった」
「気づかせてくれた」
「ここでサービスをして欲しい」
「日系老人ホームが欲しい」
といった感想をくれる。
今年は、パース、ゴールドコースト、メルボルンでこのセミナーを開催した。
参加者の反応はほぼ100%どこに行っても一緒。
4年前に会社の立ち上げを決意して以来、
正直こんなボランティア活動ばかりしてきた。
なんでこんなに各地を回っていろんな人と会って来てるのに、収益に直結してないのか。
本当に商売下手だなぁって思う。
でも、国の制度を利用したサービスを提供するためには、一筋縄でいかないことばかり。
ましてやオーストラリア🇦🇺
まじで
介護制度を利用するのも、
制度にのっとってサービスを提供するのも
全然簡単じゃない
そしてここに住む日本人の方々。
私たちが提供する情報やサポートが無料だとか、無料であるべきと思っている人も多い
政府の情報なので、情報自体はもちろんいつでも無料で手に入れられるんですよ、英語のウェブサイトにいけば。
それを理解出来て、実行さえ出来れば私の説明なんか必要ないっす。
でも、それを読んだところで実際に申し込むのは、日本人の高齢者には正直至難の技。
いろんな壁が多すぎて
何度も何度も何度も挫けそうになって、
っていうか、
挫けちゃってボロボロになったことも数えきれないほどあったけど。
それでもやっぱり
必要な人たちの話をいろんな場所で生で聞くと、
「私がここで諦めたらいかん」と思う。
だって、
今ここで私が諦めたら、
誰がこれを出来るの?
って、思ったら
やっぱり続けんと、、、な。
またしても
ちょっと愚痴っぽくなっちゃったかな
来年も進み続けます。