彼と出会ったのは、まだ寒かった春先。



彼と初めて手を繋いだ時、



「なんて、あったかくて優しい手なんだろう」と、思った。



私は初めて夫以外の人に恋をし、抱かれた。



その頃は、まだ戸惑いもあった頃。



でも、想いは彼に惹かれる一方だった。



そして、彼との初めての春。



彼と私は、初めてお日様の下で手を繋いで、歩いた。



桜並木。まだ、満開ではなかったけど、彼と歩く桜並木は



私には、とてもきれいに見えた。



「夫婦に見えるかな?」なんて、話をしながら一駅分歩いた。



そして、彼は私が「欲しい」と、言った物を、プレゼントしてくれた。



彼は私が考えていた物以上の物を、くれた。



それは、いまでも彼に会う時だけ身につける。



そして、彼との初めての初夏。



初めての1日デート。



初めて私服の彼とご対面。私服もかっこいい。



朝からずーっと2人っきりで、愛し合う。



幸せだった。いつまでも、そうしていたかった。



それから、彼は私を学食に連れて行ってくれた。



初めて大学の門をくぐった私。



手を繋いで、都会の街を歩いた。



「彼についていけば、安心。」 そう、思った。



そして、彼との初めての夏。



暑がりの彼を発見。



「あぢ~、あぢ~」って、言ってた。



それでも、私に会いに来てくれ汗を流して帰る。



苦も無く、会いに来てくれた。



そして、長く辛い盆休み。



私は、仕事。彼は休み。



思うように、連絡が取れずヤキモキした。



私の夏休みは、半分は彼の所へ行けたかな?



彼は昼休みに、忙しい中会う時間を作ってくれ、愛してくれた。



そんな夏も終わるころ・・・



9月の3連休。



始めの3連休は「連絡できないよ」と言われていたので、



がまんする。がまんできる。と、思っていた。



だけど、寂しさは増す一方。



今までで、初めてと言っていいほどに寂しさは増していった。



3連休が終わっても、私の心は晴れなかった。



彼にもそんな思いをぶつけてみた。



だけどね、彼はいつものように接してくれ、



いつものように漫才のようなメールをしてくれる。



そして、忙しいのに会いに来てくれようとしてた。



たぶん、彼は私に会って、私をなだめようとしてくれてたんだと思う。



結局、私の仕事の都合と、彼の忙しさで時間は作れなかったんだけど。



でも、彼は「愛してるよ~」って、言ってくれる。



なんだかね、考えてる自分が嫌になってきたの。



考えれば考えるほど、深みにはまっていく。



昨日、おとといとブログも書く気にならなかった。



でも、彼からは、少ないながらもいつものようにメールがくる。



だから、思ったんだ。



彼は私を愛してくれてる。



私は彼を愛してる。



それでいいじゃん。てね。



私、考えるの苦手な人。



彼には、よく考えなさいって言われる位だから。



でも、いい。



2人で愛し合ってればそれでいい。



そう思う事にした。



これから先、ずーっと、彼と一緒に季節を感じて行きたいから。



色んな色の季節を感じて行きたいから。



いろんな感情が、出てくるのは仕方ない事。



だけど、根本に「愛してる」が、あれば大丈夫。



ね、そうだよね。