私の両親とともに家に向かう。
家に着くと夫は、イスに座っていた。
怒っているのか悲しんでいるのか
複雑な表情で座っている。


夫には、冷静に話をするために
私の両親にも来てもらったことを伝えた。
両親には、同室の少し離れたところにいてもらった。


そして、夫の前に座る。
借金の申込書を差し出し、


これ、なに?
と聞いた。


夫は、涙声でごめん。…と。


何に使ったのか、残高はいくらなのか、
毎月の返済額と私が渡しているお小遣いと
ほぼ同じ金額で、
どうやって生活してきたのか、
生活していくのか。
と、聞いた。


(借金の内容は、また別記事で書きます。)


残高は、私も把握していたけれど、
数十万円と答えた。
生活に足りない分を借金のお金から使っていたと言った。
借りる前に相談をしなくてはいけなかったのに、
相談をしなかったことを謝っていた。
早く言わなくてはと思っていたとも。


私は、今までの借金のこと。
残高がそんなに少なくなって、
どうやって返済していくのか。
お金がなくなったら、
私と子どもたちの生活にも降りかかってくること。
子どもたちにこれから一番お金がかかること。
を伝えた上で、


私は子どもたちと3人で生活していく。
この家には戻らない。
借金のことがあるので、離婚調停を申し立てます。
家のことは、どうするのか、
どうしたいのか考えてください。
私は、いらないので、売却処分をしたい。
と伝えて帰ることにしました。


申し訳ありませんでした!


と、夫は私と私の両親に頭を下げました。