2008.5.9(fri)
少し肌寒い日になりました。
こちらに越してきてはや2ヶ月になろうとしています。
だいぶマンション暮らしも慣れてきました。ぼんやり遅い朝食をとりながら
窓の外を眺めるのも日課になってきました。
いままでの一戸建てと違って眺めは抜群です。
あちらこちらのマンションの向こうに山々がかすんでいたりするのがいいです
高速の車の音も規則的な音に聞こえて嫌ではないです。
さて今日はクーの病院です。
主治医を探すためにネットで調べたり友人に聞いたりしていたんですが
ようやく良さげな先生を見つけました。
時間外や往診も気軽に診てくださり、何より手術や病気についてはとても詳しいとのこと
とにかく老犬で大きな事故や病気をしているクーです。
何時何が起こるかも知れないのでその点を心配しました。
その紹介してくれた友達はラブラドールを飼っています。
昨年関節炎を患い、他の病院では治療できなかったのをこの病院でお世話になったそうです。
ラブラドールのような大型犬には多く、また寿命も短いので、安心できる病院が必要なんです
というので今日の予約にしていたのですが、朝の散歩を済ませたあとで
”クー、もう一回ママと散歩行こうか・・・?”と声をかけたら
一瞬尻尾を振ったのですが
”うん・・・?待てよ。朝の散歩は済んだし・・・・このパターンはひょっとして・・・・?”
と疑ったようです。
動かないですよね。
ほんとこんな勘だけはするどい。
主人にようやく抱いてもらって車に乗せました。
ず~と不安顔で車の中でも寝もしません。
でももうわかっていてあきらめています。
すんなり病院に入り予防接種と健康診断、血液検査をしました。
今日の採血はなかなか血管に入らず、両手両足に針が刺さりました。
その間私と主人と看護師のかたの3人で押さえてもう毛だらけになりました。
”ごめんね~。痛い思いさせたね。この子血管が細いんですね”と女医さんに言われました。
そんなこと言われたことないけどなあ~
大丈夫なのかな…この病院?
と不安になりましたが、ここは院長先生はじめ6人の獣医さんがいます。
難しいのは院長先生なのかな
でも其の後はてきぱきと処置をしてくださり、その説明も丁寧でした。
今日の検査ではまったく悪いとこはないそうです。
”この年齢にしてはとても元気です”と太鼓判を押していただきました。
昨年のあの病気はなんだったんだろう・・・
先生の話では”急激に肝臓、腎臓の値が悪くなったのは多分相当毒性の強いものを口にしたのでしょうね”
やっぱりね~、それしか考えられないもの
クーの口卑しさからの病気に違いない。
すっかり其の値も正常にもどっていた。
とにかくホッとしました。
さすが動物病院です。ひっきりなしに動物達が入ってくる
病院だからみんなどこか悪いのだろうけど、みんな飼い主に抱かれて
安心したような顔にみえました。
動物も人間も同じです。愛情をかけてやるとストレスや無駄吠えもないし
きつい顔つきにもならないように感じます。
10匹は待合室にいましたが、だれも暴れたり吠えたりしていません。
じっと座って待っているんですよ
1匹は17歳になる老犬がいました。目も見えず、耳も聞こえず
最近は認知症の症状もあるとか
”大変ですね~”と声をかけると
”いえいえ、最後までしっかり看取ってやらないとね・・・”と当たり前のように
世話をしておられました。
私の2年後の姿を見ているようでした。
クー、がんばろうね!