ひっさりぶり~ですニヤニヤ

 

書きたいこともわんさかあったんですけど、

時間に追われていると、まぁ、いいかってなってしまう。

そのまま放置状態の放牧地になっていて、朽ち果てていくのかと思いきや

フォローしてくださる方もいらして本当にありがとうございます。

 

チビちゃんと息子くんは小学校6年生と高校3年生になってしまいましたよ。

 

チビちゃんは相変わらず国語がお得意で、国語だけ毎度浜偏差値60超えレベルって感じです。

算数は並の下レベル泣

ムラがすごいです。。。

 

チビちゃんの話はまた次回。

今日は息子くんの近況かな。

 

息子くんは、嵐の反抗期をようやく抜け出し、ちょっと勉強やったろかぁ~という姿勢ですが

浮上は厳しいかもしれませんね滝汗

けど、いいんです。うん、ほんとに。

私も反抗期の期間たっくさん学ばせてもらいました。

少しは親らしく私も成長したと思う。

反抗期ってやつはすごいですね。

 

息子くんの反抗期で学んだのは、もう子供の好きにさせてやりたいってそういう考え方になることです。

 

生きているだけでいい、元気で楽しく学校に通ってもらえたらいい。

そんな感じです。

 

うちの子は二人とも発達障がい(ASD)の診断があるので、本当に扱いを気を付けなくてはいけない。

チビちゃんは興味のあることに関する集中力が強めですが基本的にご機嫌な性質なのであまり困りごとは多くありません。

 

傾向が強く困難さを抱えているのは兄貴のほう。

ですが有難いことに学校には嫌がらず通い続けてくれました。

学業や姿勢に対し叱ると喧嘩に発展して

「そんな姿勢なら無駄だから学校やめるか?!」

なんて思わず言ってしまうダメ親な私ですが、

絶対にやめたいとはならず、頑として学校には行きました。

(勉強は放棄状態でしたけど)

いよいよ卒業まで8カ月くらいかと思うとホッと安心しました。

 

息子くんは、本当に生きづらかったろうと思う。

 

まず管理系の学校なので、決まったルールに従わなくてはならない。

ごく当たり前の提出物だったり、校則だったり。

そんな厳しいわけじゃないんですけどね。

基本的な普通のことができない人なので、余計に嫌になる。

するとその姿勢を学校も真剣に受け止めてか、

生活指導の先生が担任に当てがわれがち笑い泣き

追われると逃げる。もう、トムとジェリー状態です。

 

それからね、それされると反抗して勉強とか一切しなくなるんです。

それでクラスダウンしちゃって。

生活指導の先生って下のクラスに居ますんで、やっぱりあの先生が担任って感じ。

 

だけど、変な能力もあって、全く勉強はしない。もちろん定期考査はノー勉、成績最悪だけど、

模試では学年で普通より良いくらいの成績とれたりしちゃうんです。(下のクラスなのに)

発達検査でも出ているけど、記憶力が良いタイプなので

授業で見聞きしたことが残っているんだと。

あとは小学校の頃の学習の遺産???

 

だから模試の結果で運よく上にクラスが上がったりします。

けど、他の子の学習に対する貪欲な勢いにも飲まれちゃうんですよね。

焦りが苛立ちになる。

 

そんな激しいクラスアップダウンと先生の取締りのストレスを私にぶつけるんですよね。

遠慮なく、どストレートに。

身が持たないですよ。

 

中3と高1が笑えないぐらい大変でした。

 

そんな彼の困難さを理解するために相当苦しみました。

 

なんとかこの子の殻に閉じこもる闇を解いてあげたいと一心に向き合いました。

中1から思春期外来にも通っておいてよかったです。

それは私のためにも通っていてよかった。

 

右も左も分からず困っていた私にビジネスライクなサラリとした対応の先生だけど

少しずつ軌道を示してくださっていたと思う。

 

私が軌道をしっかり歩めば息子くんも心を開いてくれるようになった。

 

そんな闇の中で考えたことは、

 

勉強なんてしなくていい、彼の人生は彼のもの。

自分の人生をダメにしてしまうようなことはしないだろうと信じること。

もしも自分の人生を傷つけるような生き方をするなら、

それは自傷行為と同じだから彼の鬱屈とした闇をほぐしてやらなければならない。

 

そして伝え続けたことは

 

良い学校に行かないといけないと思っているならその考えを変えてはどうだろう。

大学なんてなんだっていいし、行かなくてもいい。自分の生きたいように生きればいいよ。

場所だって大阪でも東京でも、私大でも専門学校でもいい。

高校もゲームに取りくみたいならそれでもいい。

N高校みたいなところでもいいんだよって。

 

私は息子くんに今一度自分を縛り続けている見えない鎖を解き放ち

親がどうとか周りがどうとかそういうことを取っ払って

自分がどうしたいのかを考えてほしかった。

 

彼のどうしたいかは何となくわかっていた。

恐らく名のある大学には行って普通に楽しい学園ライフを送りたい。そういう結論になるだろう。

けど、暗闇の中、自分の人生を底なし沼に埋めていきそうなくらい殻に閉じこもって

反発して、そんな状況ではどうしたいかに向き合うエネルギーが足らないと思ってました。

やっぱり親心で、彼の理想に早く近づけるよう助言はしたくなる。

 

彼はあまのじゃくだから、私が一言でも

「勉強した方がいいのでは?」

なんていえば一気にやらなくなってしまうから、彼の内面のチカラを信じて

目を覚ますまでに今なら間に合うと思って中3の終わりから一切何も言わないスタイルを頑張った。

(やっぱり親も修行ですぐには身に付けられず徐々に出来ていった感じです)

地に堕ちる学力をそのまま見過ごすってしんどいけど、もう覚悟が必要です。

それでも人生なんとかなる!って見守るしかない。

 

結果、高1の終わり頃から少しずつ少しずつ改善が見られはじめ

ようやく最近(それも高3になってから)は「あ、少しは勉強し始めたのかな?」っと思えるほどに成長してきた様子です。

何年もかかりました。

本当にホッとしています。