こんばんは
akkoです。
今日はちょっと真面目な記事を書きたいと思います。
13年前の今日、阪神大震災がありました。
当時の私はテレビ制作会社に勤めており、朝から編集室にこもってました。
突然、プロデューサーが編集室に入ってきて
「番組が全部飛んだから(番組が中止になった)」
と言われました。
そして、編集モニター画面を報道画面に切り替え、そこで私達が見たものは震災後の映像でした。
その映像はまるで映画のようで、編集室にいた誰もが現実の出来事として思えませんでした。
その後、私たちも報道スタッフのお手伝いをしていたのですが、報道フロアに入ってくる最新の映像を見ながら、中には泣き出すスタッフもいました。
その映像の中には撮影しているカメラマンを怒鳴っている被災者の方が映っているものもありました。
「撮影している場合じゃない」「手伝え!」と怒鳴られながらも、撮影を続けていました。
その時、報道のプロデューサーが
「撮影しているカメラマンに心がない訳じゃない。この現実を伝えようと必死に戦ってるんだ。
だから俺達はこの事実をちゃんと伝えなければいけない責任がある」
と言われてました。
正直、私もその時は撮影してる場合じゃないだろうと思っていました。
けど、この映像を見て全国の人たちが被災地の現状を知り、支援物資を送ったりボランティア活動をしたりと大きな力となっていったのです。
どちらが正しかったのかは分かりません。
でも、あの時は誰もが被災者だったのだと、今でも思い出すと辛い気持ちになります。
あれから13年。
実際に被害に遭われた方にとっては決して消えることのない傷だと思います。
その痛みが少しでも和らぐよう、そして未来が笑顔で包まれることを強く願います。
また、犠牲になられた方のご冥福を心よりお祈り致します。
追記
上手く表現出来ていないため、不快に感じられた方がいらっしゃれば、謹んでお詫び申し上げます。
最後まで読んで頂き、ありがとうございました。
今日のakkoのスマイルネタ
みんなの未来が笑顔で包まれますように
ハッピースマイル