素人ディレクターの奮闘記～Ｈ氏殺人事件～（前編）

こんばんは

昨日、愛するHAWKSのクライマックスシリーズ敗退に伴い、一人反省会をしていたakkoです

王監督は来期ラストシーズンになるそうなので、来期こそは文句なしのリーグ制覇＆日本一だ

さて、前回は死人の館と化してしまっている編集室の様子をご紹介いたしましたが、今回はそんな編集室である事件が発生したのをご紹介したいと思います

【登場人物】

Ｆ氏　編集室の偉い人。数多くの番組を手がける敏腕プロデューサー

Ｈ氏　編集室のマルチディレクター。編集オペレーター、番組タイトルなどのデザインを手がける。

Ｙさん　編集室の美人ディレクター。編集オペレーターもこなす。

akko　このブログの主。偶然にもアルバイト情報誌でテレビ業界に入社し、ド素人ディレクターとなる。

人間、慣れとは恐ろしいもので、入社した当時は床に転がってる死人達にビビッていた私も、正社員になる頃にはその死人を平気で跨（また）ごせるまでになっていました

（3ヵ月後には正社員に昇格～）

えぇ、例えそれが上司であっても跨ぐのです

仕事のほうも徐々に慣れていき、番組収録部分の何本かは一人で担当するようになりました

そんなある日・・・

いつものように編集室に入ると、これまたいつものようにＨ氏が床でうつ伏せで死人化してました

床には何本かのビール缶が転がっており、またＦ氏とＨ氏が夜中に飲んだな・・・と思いながら、片付けしようと膝をついたその時・・・

ヌルッとした感触が・・・

基本的に編集室は編集の時に光の影響を受けないよう、暗幕を引いた薄暗い部屋で行います

なので気が付かなかったのですが、床のアチコチに何かをこぼしたような形跡が・・・

一瞬、ビールがこぼれているのかと思ったのですが、恐る恐る膝を上げてみると・・・

ジーパンに赤いシミ

何だコレは・・・と不信に思った時、背後に人の気配・・・
慌てて振り向くと・・・

「あ、akko、おはよ～」

そこには出社してきたＹさんが編集室に入ってきてました

何だかよく分からない不安で、すぐＹさんに

「これ、何でしょうか床にたくさんあって、私、膝で踏んじゃって・・・」

嫌な予感はしつつもＹさんに助けを求めると、Ｙさんは冷静に私を立たせ、赤いシミの箇所を確認しながらＨ氏を起こそうと声をかけました

「Ｈさん・・・Ｈさん、ちょっと起きて下さい」

元々、Ｈ氏の寝起きはかなり悪いので、Ｙさんは背中を揺すりながら更に声をかけるのですが、一向に起きてくれません
仕方なくＹさんは肩を大きく揺らし、仰向けにしようとした時・・・

Ｈ氏の口から大量の血がっっ

よく見るとＨ氏が着ているシャツにも血がついてるし、床のシミもよく見ると大量の血

そしてその時、私達の背後に人影が・・・

・・・と本日はここまで

調子に乗りすぎて、恐ろしく長文になってしまいました

続きは明日、またアップしますので、今しばらくお待ち下さい

Ｈ氏に一体なにが起こったのか

akko達に忍び寄る影とは・・・

次回『素人ディレクターの奮闘記～Ｈ氏殺人事件（後編）～』

お楽しみに～