みなさま、おはようございます。
昨日は寒い一日でしたが、雨も上がって今日は暖かくなりそうです。
鎌倉では、早咲きの「玉縄桜」も咲き始め
ちらほらと春の薫りも漂ってきました。
さて今回は、そんな季節にピッタリの作品が表紙を飾る
Japanist全文掲載のお知らせです。
Japanist3号、4号、と10年前の記事を載せていたここ数回でしたが、
今回は33号より、子供たちの素敵な表情を切り取る
若き日本画家、芝康弘画伯の作品を、その半生とともにご紹介します。
PDFでご覧いただけますが、作品はやはり本物を見てほしいな。
という気持ちではあります。
でも、そのエッセンスだけでも感じて頂ければ幸いです。
まずはJapanist33号の表紙。
(おかげさまで、本号は完売いたしました)
↑クリックすると、「Japanist33号」の出版社ページへ飛びます。
作品に登場する子供たちは、芝画伯のお子さんがモデルになっているものもたくさんあります。
私事ですが、男の子二人のママであるので
とても親近感がわいてきます♡
親が子供を見る愛おしい視線まで感じ取れる
とても優しい作品を描く芝画伯。
院展作家さんです。
さっそく、PDFページはこちらから↓
クリックするとPDFが開けます。
日本画の世界では、若手とされる年齢の芝画伯。
だからこそなのでしょう、
取材と聞いて、とても恐縮されていました。
「こんな自分で文章になるのでしょうか…」
Japanistは、前回の渡部昇一氏、前々回の日下公人氏らをはじめ、。
その世界のリーダー的存在の方々にご登壇いただくことがとても多いので
このような思いを抱く方もいらっしゃいます。
けれども、「出来上がった人」だけを、取り上げたいわけではありません。
いろんな世代の、いろんな分野で活躍している人たちを
日本中の方に知ってもらいたい。
文筆業の私たちができることは、こういった方々の思いに共感し、
「筆」の力で応援していくことです。
もちろん、「日本画界では年齢的に若い」というだけで
今回の芝画伯も、とてもご活躍されている方です。
あれほど心配されていた文章でしたが
できあがった文章に、とても喜んでくださいました。
書き手としては、ドラマティックな人生を歩んでいる方は
ある意味「書きやすい」(かといって、その文章が秀逸なものになるかどうかは書き手の力量によるので別ですが)。
でも、多くの人は、生死をさまようような窮地から奇跡的に這い上がったり、
ドラマになるような衝撃的な出会いがあるわけではありません。
淡々と(見える)日常の繰り返しの中で
人はそれぞれ、好き、や、得意。あるいは苦手なものを見つけたり
小さな葛藤や克服を繰り返して「その人」になっていきます。
そうした日々がじつはとても愛おしく、幸せなことなのだと思います。
Japanistは、「日本を詳しくなろう」がテーマですので
日本の文化やビジネス、技術力、政治など
「日本」を切り口にその生き方を高めている人たちにフォーカスしています。
今回は、日本画という世界で生きることを決めた青年が
学び、失敗し、再び学び、を繰り返し
人気作家となるまでの道のりを描きました。
その柔らかな光に包まれた愛情あふれる作品とともに
お楽しみいただけたら幸いです。
上記にも記載しましたが、
残念ながら、本号は完売となっています。
お手に取っていただくのは難しいのですが
(Amazonなどで中古出品があるかもしれません)
私のサイトから、ぜひこのページだけでもご笑覧くださいませ♡
みなさまの今日一日も、
柔らかな愛情深い光に包まれた一日になりますように。
schoenen Tag noch♪