インディビジュアルデザイナーのAkkoです
さて。
先週の金曜日、息子と授賞式に行って来ましたーー
なんのかというと、息子のフィギュアスケートで
ケベック州ではいくつかのリジョン(地域)に分かれていて
そのリジョン主催の授賞式です。
2023ー2024シーズン、すなわち昨シーズン
Star Skaterという賞をいただきました。
で、さらにその受賞者の中でも最優秀選手に選ばれ
盾を授与されました。
さらにさらに、年間最優秀選手賞のようなものまで受賞。
これは、男女各１名ずつの選出。(と思われる)
とても光栄で名誉ある賞を受賞しました。
大きなカップ(トロフィー)に名前が刻まれ、
そのレプリカとして綺麗なカップもいただきました。
そして。
な、なんと！
５大会全てで金メダルを取った好成績と賞の副賞として
奨学金が授与されました。
10歳が受け取るには十分な額です。
(と、個人的には思っている)
また、このパーティではディナーが提供されますが
本人と同伴1名は招待されるので完全に無料！
やばいでしょ
まさか、こんなにたくさん受賞するとは思っていなくて
テキトーに最低限な服装で行ってしまったわ
まぁ、カナダでは気にされないんだけどね。
助かったー
一年間、10歳の子どもがよく頑張ったと思う。
生活の軸は全てスケート。
スケート基準。
学校も遊びも勉強も二の次で、全てスケート優先。
子どもだから、まだまだ甘い部分はある。
上には上もいる。
遊びたいし、逆らいたいし、苦手なことはやりたくないし
そういう時も正直まだまだある。
今シーズンは、息子は11歳で14歳以下に混じって戦う。
昨シーズンまでとは違ってかなり難しい戦いになる。
今シーズンと同じ土俵では勝てない。
でも勝ちたい。
どうするか
やるしかない
超絶わかりやすい。
昨シーズンは全てで金メダルを獲れたけど
本人もコーチも納得いく試合にはならなかった。
それは、なぜか
何が足りないのか
ここをもっと突き詰める必要がある。
それは、氷に乗っている時間の量ではなく
陸にいる時の練習だったり、過ごし方だったり
改善の余地があることが多々ある。
メンタルの強化ではなく、マインドセットも必要。
強くなる、うまくなる
このためにできることは大きく言ったら
たったの一つだけ。
とにかくやる！
必要なこと、とにかくやる！
これだけ。
例えば、
上手くなるためには
⇨練習毎日する
⇨怪我をしない
⇨怪我をしない知識
⇨怪我をしないためにストレッチ
こんなふうにアルゴリズムで考えると
必要なことがわかってくる。
ジャンプが跳べないからひたすら飛ぶ！
ではなく、跳べない理由を探す
理由がわかったらそこを見直す
みたいな感じでやっていく。
アスリートに必要なことは
✅元気な身体
✅元気な心
✅元気な脳
健康管理とマインドセットと考察
これができる人が一流になれる。
一流になるのは簡単じゃないけど
でも、到底できないことのようにも感じない。
結局は、どこまで本気で向き合えるかということだけ。
言い訳せず、失敗を繰り返して、学んで、考える。
私が息子に教えられることはこの辺り。
ただ、私は教えられるけど
やるかどうか決めるのも
やるのも
手を抜くのも
辞めるのも
息子次第。
私は別に、スケートをやってほしいと思ったことは一度もないし
オリンピック目指してほしいとも思わないし
嫌になったらいつでもやめていいと思ってる。
やりたいのは私じゃないし
悔しいのも私じゃないし
私は彼がスケートをやってもやらなくても何も困らないし
彼の人生で私の人生は変わらないし
と、いつも本人に言ってます。
一年に一回授賞式があるので
こういう素晴らしい機会をいただくと
いろいろ振り返って、今後はどうしようかと考えるいい機会になります。
息子よ、タダで美味しいご飯食べさせてくれてありがとう
あとね、彼の人生模様を見させてもらえて
母はとても楽しいです。
ありがとう
では、またねー
