インディビジュアルデザイナーのAkkoですニヤリ

 

みんなさ、これどう思う?

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教師になる気がないのに、教育実習生に三週間も授業させたら

生徒が被害者になる

 

SNSでまたもや流れてきて

これはだいぶ要約してるんだけど

まぁ、こんなこと言ってて。

 

この人が悪いとか、間違ってるとか

そういう叩きの話じゃないよ。

 

これ見た時にまず思ったのが

この人、教師育てる気ないな

だったわ。

 

要するに、めんどくさい。

 

なんでもそうなんだけど、最初ってみんなポンコツじゃん。

最初からできる人なんていないよ。

いや、一人くらいは稀にいるかもしれないけど。

例えばさ、赤ちゃんが

「よ、かぁちゃん、いつもミルクをありがとう!」

とかいきなり喋ったらぶったまげて宇宙まで飛んでいくよね。

 

日本語話者がある程度英語勉強して

よし!ネイティブと会話!と初めてネイティブ相手に

100%喋り倒せたら、おー神!!!!って思うじゃん。

 

みんなポンコツ時代があるのが当たり前だよね。

 

教師と生徒、母親と子どもって関係が結構いい線で似てると

最近気がついたのよね。

だから、Akkoのブログには教師話題がよく登場しています。

私自身も学校での教師、自営業での教師、学校外でのスクール教師

色々経験してるから、自分がよくわかるのもあって。

 

私ね、教育実習に行ったとき、全く教師になる気がなかったの。

母親に免許だけは取れって言われて仕方なく。

莫大な学費出してもらってるって圧力に負けて。

で。

興味もない嫌なことしてるから、本当に嫌々行った。

 

そしたらさ、幸か不幸か、教員を育てる教官に当たってしまって…

手を抜けないし、まさか教員目指してませんとは言えない雰囲気なわけよ。

 

で、最初は嫌々やってたんだけど

そのうち、あ、結構楽しいかもって思って

ちゃんと誠実に向き合った。

そしたらエラい教官から褒められて

君みたいな若い教師が必要だ!今の音楽教育を一緒に変えよう!

と言われた。

 

で、この話で何が大事かって、私が優秀だという話じゃない。

よく来る学生の中では優秀な方だったかもしれない。

でも、間違いなく現役の素晴らしい教師からすればただのポンコツ。

だって、何も知らないから。

だから、そこじゃなくて、この教官の姿勢が素晴らしいわけよ。

 

私が本気かどうかは関係ないのね。

で、この教官は本気で日本の音楽教育を変えたい。

そのために動いてるけど、トップを動かすのは難しい、

仲間が必要だ、そう思って日々頑張っている。

だから、私のようなポンコツにも誠実に向き合って

自分のできることを最大限指導してくれる。

 

この教官は厳しいで有名だったけど

私は一度も叱られなかった。

ポンコツ部分は丁寧に指導してくれた。

おかげで、実習が嫌にならなかった。

 

ただね、めんどくせーなーとは思ったよ。

そう、それ正しい感覚。

本気でやろうとすると面倒なの。

ここはそうなのよ。

なんでもゴミ箱にポイっと捨てるみたいに簡単にはいかない。

向き合う時間が必要になる。

 

でも、そういうこともこの教官から学ばせてもらった。

この人は本気で教師を育てようと思ってる人なんだ、と感じた。

 

結局、私は教員採用試験は受けなかった。

教師の仕事は楽しかったけど、学校という場は合わないと思ったし

教育について、本気でやれないなら手をつけないほうがいいなと

その時は思ったから。

(でも、のちに常勤講師として結局学校で働くんだけどね)

 

私は本気で教師を育てる教師を知っている。

 

ポンコツ、むしろ歓迎なくらいだと思うんだけど…。

 

それにさ、ポンコツ先生、生徒にとっては面白いよね。

色々やらかすわけでしょ。

楽しくって仕方ないよね。

だって子どもだからゲラゲラゲラゲラ

 

いいじゃん、それで。

楽しければいいよ、学校。

それが最大の教育じゃん。

 

ポンコツ先生から学べること、たくさんある。

 

育児でも同じだからね。

お母さんなんて、みんなポンコツ笑い泣き

私も含めてね。

 

ポンコツでミス連発、カッコ悪い、しょーもない、

だけど、母親がガハガハ笑って生活してたら

子ども超絶人生楽しいもんだね、って感じる。

だって、ポンコツでも楽しそうに生きてるわけだから

もうそれだけで存在意味大アリじゃん!

 

何十年かけて、だんだんとポンコツ感がなくなっていくものだよ。

ポンコツにはなりたくない!って思ってると失敗する。

だって、ほんとはポンコツだからゲラゲラゲラゲラ

 

カナダにくると、びっくりするぐらいポンコツな車って走ってる。

普通に、たくさん。

キーーーーーーーとかグーーーーーーとか

カラカラいって走ってるポンコツ車を見かける。

車の一部がガンガンに壊れてたり、消失してたり笑い泣き

でもさ、乗ってる人は楽しそうに運転してたりするわけよ爆  笑

ポンコツでも楽しめるのよね。

日本人の多くは、ポンコツじゃ走ってはいけない!って思ってるの。

 

たださ、ポンコツはやっぱり壊れやすいから

どこがまずいのか、どうしたらいいのか、直す必要があるよね。

車が走れなくなったら車の機能果たせないから。

だから、そうやってポンコツじゃなくなっていく。

 

これと似てるね。

 

みんなポンコツだと認めると楽になるし

新しいことにも挑戦できるし

失敗が怖く無くなるよー。

 

ということで、またねちゅー花