ピアノやヴァイオリンなど、

音楽系習い事をしている

お子さんをお持ちのママ

 

練習嫌いなお子さんに、手を焼いていませんか?

 

怒られながらイヤイヤ練習しているお子さんとの

親子バトルに疲れていませんか?えーん

 

元・練習嫌いの子ども 

ピアノ弾き・鍵ハモ吹きの千葉温子が

音楽の練習が楽しくなるヒントを

子ども目線からお伝えします。

 

毎日のおうちの音楽時間、楽しくなあれ

 

さてさて、音楽系の習い事には、

やっぱり練習時間がついて回ります。

お子さんが全然練習しない、という悩みが

とても多いと思いますが

 

中には、他のやりたいことをガマンして

練習時間を作っている、というお子さんも

いると思います。

 

自分が今、音楽に夢中になっていて

なにを置いても練習したい!ラブ

という状態なら、

 

そもそも何かをガマンしているとは思っていないでしょうし

問題ないと思うのですが

 

やりたいことをイヤイヤながら我慢して

練習時間を作り出す、というのは

練習=ガマンの時間えーん

となってしまって、

長期的には、あまりよくないかな、と思っています。

 

私の練習嫌いな子ども時代を思い出してみると

 

私の場合は「テレビは1日30分」という制限がつき

(1人っ子なので親の目がしっかり届き、

ルール破りができないんです)

30分て、アニメとか、NHKの人形劇くらいしか

見られないんですよね。

 

小学校高学年の頃に大人気だった

「金八先生」も知らなくて

「金髪先生」かと思っていました。

武田鉄矢の顔も知らない…。

小学生にして、仙人ですねえーん

 

小6で「音大に行きたい」なんて

たわごと(寝言ともいう…)を言ってからは

「それで、よくテレビ見てる時間あるね」

と父から皮肉を言われ、

テレビは一切見ない建前に…ゲッソリ

思春期に学校の友達の話題についていけないのは

正直キツかった…。

 

大好きな大河ドラマを見る時間だけは死守しました

(週に45分て…)

 

テレビを一切見ない建前は音大卒業まで続き

 

卒業してからどうなったかといえば

 

「もうレッスンで怒られないし」

「発表会もないし」

と、すっかり気が抜けた私は

 

ハードな先生の仕事から帰宅したあとは

毎日見たいドラマを全部見ていました。

「ドラマってこんなに面白いのね~飛び出すハートと、

すっかりドはまり。

 

で、ピアノの練習はどうなったのかといえば

授業で使う最低限をこなすのみ

 

練習時間を、なにかをガマンすることで作り出していたので

仕事と息抜きの時間をとったら

練習時間を作り出すことが難しくなってしまったのです。

 

学生時代には、あんなに打ち込んでいたのにえーん

 

何かをガマンして練習時間を作り出していると

 

・ガマンの反動が大きい

・ほかのことと練習を両立させることを、

 最初から「できない」と諦めがち

 

勉強、仕事、遊び、家事、育児、介護

それぞれの人生のステージで、

やることはたくさんあります。

 

それでも、練習時間を少しずつ見つけて続けていく

音楽と長く友達でいるために、とても大切なことです。

 

私の場合は、練習時間をまともに取らなくなって

かなりの時間が経過してから

「これ以上まともな練習をしないでいたら、

私の人生は、ピアノを弾かない時間の方が長くなってしまうガーン

と気づいて、大慌てしました。

 

そこから、練習時間を作り出す試行錯誤。

いつから始めても遅くない、とはいえ

他のこともやりつつの

練習時間の作り方を、

子どもの頃から分かっていれば

こんな長期のブランクにならなかったかな、と思います。