それから何日かして、校長先生から連絡があり、担任に聞き取りをしたとの事。
次の面会の約束をした。
今度の面談は主人も同席した。女だからとバカにされてはいけないと、そんな思いだった。
前回と同様、校長室に通された。
そしてその後で、担任も入ってきた。
「お母さん、私たちは担任の先生から聞き取りをしました。
他の先生にも聞きました。
でも、彼はそんな事があった事を覚えていないというんですよ。」
校長がそう言った。
私はてっきり、謝罪をされるものと思っていたので、正直面食らった。
というか、呆れて物が言えなかった。
それと同時に腹が立った。
「何を言ってるんですか。
実際子供が苦しんでいるんです。夜も眠れないんです。
何だったら、同じクラスのお子さんに聞いてもらってもいいです。私も聞きましたから」
話しているうちに!悔しくて涙が出てきた。
担任は
「申し訳ないが、全く覚えていないんです。」
と言っただけ。
担任から申し訳ないと言われたのは、この一回だけ。それも別の意味で。
そのふてぶてしい態度に腹が立ち、悔しくて仕方なかった。
私のその気持ちに同調できないのか、その場でうなずくだけで何も言わない主人にも腹が立ってしまった。
私が娘と二人だけで戦う決意をしたのは、もしかしたらこの時だったのかもしれない。