君に はじめての恋をあげる91 | ずっと一緒。智と一緒。

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大野智が大好き☆
大好き大好き!!
溢れてこぼれる気持ちをどこかに吐き出したいと思いはじめました
大野智が、好きで好きで。どうにかこの気持ちを伝えたくて。
よろしくお願いします。





 
 
ただの妄想です
しょーもない妄想のお話なので、それを理解してくれた方だけどうぞ〜
 
 
 
 
前のお話の続きになります
前のお話はこちら
 
はじめての方はこちらから
 
 
 
 
君恋91
よければ読んでやってください
 
 
 
 
 
 
〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜
 
 
 
 
 
 
 
 
智side
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
コンサートの熱気と興奮が
まだ冷めないうちに、会場を後にした
 
 
 
自宅へと戻る車内で
無事に終わった事の安堵感と、やりきった感の心地いい疲れが少しづつ出てくるこの時は、不思議な高揚感と変に冷めた現実が混ざり合ってんだけど、
今日は少し違って…
 
 
 
 
 
 
 
 
 
…未羽さんが、来てくれた
 
 
 
 
 
 


歌ってる途中あの席にいることがわかって
いつもの高鳴りとは別のモノが重なり合ってより一層強くなる
 
 
 
アンコールの時に、一度だけ見つめた姿…それに返ってきた瞳…
 
 
 
よくわかんねえけど、それだけでよかった
それだけでわかったって思えた
 
 
 
 
 
 
 
部屋に戻って、ビールを飲んで
今日の事とか今までの事とか、いっぱい浮かんできて
 
 
なんでこんなに浮かぶのか、なんでなのか苦しくって苦しくて…
未羽さんの事ばっか考えて…
 
 
 
 
 
 
堪えられず
スマホに手を伸ばした
 
 
 
 
 
そしたら手にした途端に鳴り出したそれは
未羽さんからで…
 
 
同じこと考えてたんだって思うと、痛いほど胸ん中締め付ける
 
 
 
 
だけどきっとそれは未羽さんも一緒で
 
 
 
スマホから聴こえる声は
むちゃくちゃ静かで優しくて

どこかスッキリしてるような…
この前とは違うのがわかる

初めて聴いた、とろけそうなほど甘い声だった
 
 
 
鼓膜に響くその声は
どんな音よりも俺を掴んで、捕えて離さないんだ
 
 
 
「…今日、、来てくれてありがとな」
 

「……ううん。私も観れてよかった……
本当に素敵だったよ、あんなにすごいって知らなかった
…私、、ね……。大野さんと出逢ってから、色んな事を知ったの…

だからね、今は、、すごく嬉しいの
……大野さん、ありがとう」

 
「なんだよ、急にそんなこと…。
ふふふ、観に来てくれてよかった…」








本当にすげえ穏やかな…



こんな感じは久しぶりで……


この前と違うのは俺もだな
つい数時間前まで、ダメかもしんねぇって…あの人のことばっか気にして、

でも、

今は俺ん中に確実に未羽さんがいて
未羽さんの中にも俺がいるってわかる
 
 



無言さえも気にならない
微かな息遣いや、時折する未羽さん越しの音すら気持ちいい




「大野さん…あのね?お願いがあって…」



小さく遠慮がちに言う声

未羽さんが俺にお願いなんて、はじめてのことで
ちょっと驚きながらも胸が弾む



「ん?なんだよ改まって、んふふ。なに?お願いって」


「ん…あのね、もうすぐ大野さんお誕生日でしょ?
その日、私と一緒にいてほしい…の…」






えっ……





予想外のお願いに、心が弾ける
そんなかわいい言葉なんて……


お願いって…俺の誕生日?
誕生日一緒に……


未羽さんが俺の産まれた日に一緒にいたいって思ってくれた

その願いは俺が願ってたことだった
だけど難しいかな、って……



「……い、いいの?一緒にいてくれんのか?……
あ、でも俺その日仕事だから、何時に終わるか…」


「ん、待ってるから遅くても時間が短くてもいいの……一緒にいたいの

だから、大野さんのお誕生日の時間を私にください」




"一緒にいたい"




今まで何度そう思って、いつもいつもそばにいたいって、、何度もっ


俺の時間なんてあげれるなら全部やる
もうとっくに、俺の心も体も未羽さんで溢れてるから…






スマホから聴こえる甘いかわいい声に、おかしくなる

苦しいほどに好きなんだ






鼓膜を揺さぶる声の切なさに
きゅっとスマホを握りしめながら




長く長い息を吐いた…









 
 〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜






昨日アップするつもりでできなかったの
遅くなってごめん




今日はFNSだねぇ(≧▽≦)
ふるさと歌うんだよね〜

他は?何か歌うのかな?
生だもんね♡超楽しみ〜〜











読んでくれてありがとう