書く・書く詐欺だった去年回ったところを

やっと書けます。

 

8月に友と行った東寺&観智院。

東寺・食堂より少し西に行って北。

門構え!

写真OKなところが少なく・・・。

 

台風一過のお庭。

台風が綺麗にお掃除してくれた。

 

 

客殿【国宝)

「長者の庭」

五重塔も見えるこの場所は

8月の暑さでも、風があって涼しかったです。

 

「鷲の図」「竹林の図」宮本武蔵筆

写真撮れないのですが。。。

床の間にありました。

一乗寺下り松の決闘で吉岡一門を破った後、

吉岡一門含む多くの剣客に追われていた武蔵が

しばらくここにかくまってもらっていたそうな。

 

私がここ観智院で好きなのは

五大虚空蔵菩薩像(こくうぞうぼさつ)。

5躯の菩薩さまがそれぞれ動物(架空のものも含む)に乗っている。

五大虚空蔵は智恵を5つにあらわしたもので

息災増益の祈願のための本尊だそうです。

お綺麗なお顔なのです。動物もかわいい。

 

また、是非お目にかかって頂きたいのが、

愛染明王(あいぜんみょうおう)像。

愛の明王として知られ、

愛欲貧染をそのまま浄菩提心にまで昇華させる、

煩悩即菩提の本尊だそう。

 

煩悩即菩提の解釈として。

 

菩提とは幸せとか喜び。

苦しみがそのまま喜びに転じるという事だそう。

 

煩悩即菩提の例え。

渋柿はそのままだと、めっちゃ渋い。(煩悩)

しかし、干すと甘くなる。(幸せ)

その甘みは渋いのを抜いたのではなく、

干したことによって、渋みが甘くなった。

渋ければ渋いほど、甘い干し柿が出来ると。

 

煩悩を一切捨てる事はできない。

煩悩のある心を受け止めて、

ものごとを違う角度から観ると

大きな幸せを感じることが大切なのですね。

 

奥が深い。

ブログを書くことによって

また智恵を授かりました。

 

皆様も五重塔のあとに

観智院さんも拝観してみてはいかがでしょうか?