3/4ブラジル生活 -3ページ目

3/4ブラジル生活

生まれ~学生:ブラジル  現在:日本
ブラジルのときの思い出話や日常のネタを書いていくつもりです~

久しぶりにNetflixでドキュメンタリーを見ました。

 

この記事のタイトルにも書いてあるのですが、作品名は

「邪悪な天才:ピザ配達人爆死事件の真相」です。

 

このドキュメンタリーは2003年、アメリカ・ペンシルベニア州で起きた

爆死事件の真相を追い求めたもので、どうやら2018年ごろに日本でも

話題になっていたそうです…(千原ジュニアがこの作品を絶賛していたという

記事などがあったので)

 

以下、Wikpediaiなどから取ってきた事件についての簡単な説明:

 

    ピザ配達人爆死事件は、2003年8月にアメリカ・ペンシルベニア州のエリーで、ピザ配達員のブライアン・ウェルズが、銀行強盗を行った直後に首に装着された時限爆弾で殺害された事件。この事件は、「FBI史上でも有数の、極めて複雑怪奇な犯罪の1つ」と評されている。 捜査班は、ウェルズは銀行強盗を共謀した中の1人であったが、他の共犯者からの裏切りに遭って死亡したと結論づけた。

 

上記の「首に装着された時限爆弾で殺害」って、文字だけでも衝撃的なのですが…

実際にその瞬間の映像もドキュメンタリーで流されてショックを受けました。

その上、犯人たちの様々な悪行や考えられる理由などが説明され、興味深いですが

結構嫌な気分にもなります。 精神的に弱っているときにみるものではないですね。

 

正直、事前情報で「殺害されたピザ配達人は銀行強盗犯の一人」と聞かされていたので、

同情できないな…と思っていたのですが、爆破シーンとその後の死体の扱い(警察が証拠品の時限爆弾を取り外すために被害者の首を切断した)が酷くてその考えが途中から消え始め、配達人がただただ可哀そうに思えてきました。

※ 死体の扱いですが、事件の真相を暴くために必要な行動(首切断)だったと分かるのですが、

  家族の方々を考えると冷静になり切れない部分があります。

 

また、「ピザ配達人は脅されていたので、本当は共犯者ではなくただの被害者」説があります。

今回見た作品を作成した人もこの説を押しており、配達人のブライアン・ウェルズの無実を示すような証言を集め、ドキュメンタリーで紹介します。そしてそれらを聞いてしまうともう完全に「あ、これはブライアン無実ですわ」になります。おかげで作品を見終わったころにはブライアンのことを考え、涙が出そうになっていました。

 

「犯人が捕まってよかったね、ブライアン。さらにあなたの無実を分からせる素晴らしいドキュメンタリーができて本当によかったね…」状態だったのですが、段々冷静になっていき、頭に引っかかっていた別のことについて考え始めました。しかもそれはブライアン=無実とは逆のことです。

 

引っかかていた点:

① 銀行のセキュリティカメラで映されたブライアンの落ち着きっぷり。

② ブライアンが警察官たちに話した「犯人たちの姿」について。

③ ブライアンのそれまでの素行。

 

まず ① についてですが、これはブライアンが銀行強盗をしたときの映像に関してです。

ドキュメンタリーでこの映像もはっきり見れるのですが、とにかく”普通”ではないのです。

脅されて強盗を実行、しかも首には爆弾。 この場合ほとんどの人は頭の中でパニック状態になり、

言動がおかしくなりそうなものですが、彼は全く落ち着いてるのです。 銀行でキャンディーを

取って舐めたり、ルンルン♪みたいな感じで袋を回しながら現場から出ていきます。

爆弾が起動し、死ぬ前の映像でも結構落ち着いているほうだったと感じます。

 

次の ② の犯人たちの姿についてですが、何故かブライアンは爆弾を首に付けた犯人たちが

黒人、ということを警察たちに話しています。 そして実際の犯人たちは白人。 

なぜ彼はうそをつき、最後まで真実を話さなかったのか?

 

最後に ③ の素行ですが、あまりいいものとは言えません。 彼はギャンブラーであり、

娼婦との関係もいくつか持っていました。 セックスのお返しにドラッグを提供していた、

という情報もあります。 なにかしらの問題につながる可能性は十分です。

 

この3つの点を見ると、ブライアン・ウェルズはやはり共犯者だったのでは?と

また思い始めたりして、結局真相は何だろう、と疑問が残ります。

 

興味深いけど少しモヤモヤ感を残すドキュメンタリーでした。