冷凍食品の農薬混入問題で各TV局が一斉に同じ事を言い始めたね^^
ディスカウントスーパーでよく買って食べる冷凍食品
味ははっきり言って調理した物と変わらない物もあり侮れない
その冷凍商品から農薬が検出されて大きな問題になっている
容疑者らしい工場の職員が逮捕されて、各TV局は一斉に「フードディフェンス」なる
単語を唱え始めた
まあ、簡単に言うと食品製造をしている工場内の従業員を監視カメラで監視するという
仕組みを作る事のようです
従業員の中に悪さをする人間がいるという前提で監視をするという考えらしい
これってはっきり言って刑務所の中と同じじゃんって感じですね
学校で習った「性善説」「性悪説」という単語があったけど、「性悪説」で行くという
考えになるとこうなるんでしょうかねぇ??
疑いの目でいつも見られていて、従業員ってどんな気持ちで作業するんだろう?
・・・というかそんな考えで物を考え始めたら、町中に監視カメラがいっぱいあるように
あらゆる職場や建物の中にも監視カメラが必要って事になりますね^^;
そんな事でいいんでしょうかねぇ? 仕方ない事なんでしょうかねぇ?
以前勤めていた会社で個人情報漏えい防止、個人情報管理の為のPマーク取得グループで
作業をしていた事があります
その時に思った話ですが、社長を変えたきゃ刃物はいらない、USBメモリに入った
個人情報を社外に流すだけと言ったような話を聞いた事があります
社長が嫌で辞めさせたいのなら、個人情報を漏洩させれば、個人情報保護責任者である
社長が会社を辞めざるを得なくなるという話です
まあ、会社の規模によって個人情報保護責任者が社長であったり専務であったり
部長であったりまちまちでしょうけど、最終的に経営者にまで責任は及ぶでしょう
そうならない為に社内に監視カメラを設置して社員を監視するのかという話です
そういった笑えない笑い話を検討会でした記憶があります
社長を始め経営人は社員・従業員を大切にしないといけない
そうしないと思わぬしっぺ返しを食らうという図式が時代とともに出来上がった
そんな話を経営者とした記憶があります
この度の農薬混入事件も会社への不満が原因だとしたら、社員や従業員を監視する事より
彼らの持つ不平不満を解消した方が、よほど効果があるのではと思う
さてさて、そういった現場思考の経営者が世の中どのくらいいるのか?
そんな事を考えさせられるTVニュースですねぇ^^
・・・個人的には波平さんの声優さんがお亡くなりになったニュースの方が
気になったんですけどねぇ
名声優:永井一郎さんのご冥福をお祈りいたします<(_ _)>