8月20日の朝刊一面は、ニュースの左に
「革新力Google仲 5万人のベンチャー
才能に水を芽に光を」。
社員5万人に巨大化しても「革新」を
発信し続けるグーグル。ということで、
目のさめるような、巨人の光の部分を
描き出す。うー、すごい~。
一番下の「春秋」に紹介されているのは、
バナナの話。
世界で1番バナナの輸出量が多い、
エクアドルで、バナナ農業に一大革命を
起こした日本人、広さが東京ディズニー
ランド7個分の大農場を経営する、田辺
正裕さんのお話。
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・・・ある時「バナナは農産物ではなく
工業製品になってしまった」と気づく。
農薬や化学肥料をふんだんに使えば
短期で成長し、大手企業がどんどん
買い取っていく。でも誰がつくっても
同じなら、農業の付加価値は先細りだ。
そこから孤独な戦いが始まった。・・・
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手間のかかる農法で、味と香りが
格段に良いバナナを作り、日本で
1本100円以上で売れるようになった、
(1房の値段ではなく、1本の値段が
それだけする)、ということ。
「工業製品」となったバナナ、という
ところに、読んでショックを受けたの
ですが、そこからまた変化を生み出し、
手のかかる、でも、質の良いものを
作って、商売として成功している、と
いうこと。そういうことにがびーんと
きちゃった。
あと最終面の、「岡村昭彦の写真」展
の紹介がよかった。岡村昭彦という
名前、忘れぬうちに、メモメモヽ(^o^)丿