前回から内装の塗装に入りましたので、その続きをやっていきます。
フロアコンソールのパーツを塗装していきます。
こちらは説明書では、セミグロスブラックと光沢のブラックの二色の指定になっていますが、今回はアレンジしてより多くの色を使います。
マスキングテープで覆っている部分をセミグロスブラックで塗装し、ゾルと細切りのマスキングテープでマスキングしているところはクレオスのC40ジャーマングレーを塗装してあります。
ここからまずは光沢のブラックを塗装していきます。
そしたら次に光沢黒部分をマスクし、黒鉄色を吹きます。
これは実車のカーボン柄の部分を再現するのが目的です。
実車写真↓
その後さらに塗り分けを重ね、このような感じに仕上がりました。
光沢黒と黒鉄色部分にはクリアーを吹き光沢を向上させました。
また、スイッチ類の部分は筆塗りでエナメルのフラットブラックを入れておきました。
こちらはダッシュボード下部分とドアポケット部分のパーツですが、色を入れた後メーター(メーター部分にも黒を吹きました。)とスピーカーのデカールを貼りました。
ダッシュボード下部はエアコン吹き出し口のシルバー、カーオーディオ部分の光沢ブラック、本体部分のセミグロスブラックという指定になっていましたが、メーター回りをブラック+フラットクリアー、本体部分をC40ジャーマングレーといった感じで、実車に合わせてそこに塗り分けを追加します。
とりあえず、これらにガイアのExフラットクリアーを吹きます。
こちらはメーター部分にフラットクリアーを吹いた後マスキングした写真です。オーディオ部分は光沢で残すのでマスクしておきました。
メーター部分はデカールが持っていかれるのを防ぐのと、形状が入り組んでいたことが理由でゾルを使用しました。(輪郭はマスキングテープ)
続いてエアコン吹き出し口部分にシルバーを吹いた後一度オーディオ部分のマスキングを剥がして、エアコン吹き出し口のシルバー部分とオーディオにExクリアーを吹いてマスキングしたものです。
エアコン吹き出し口部分はジャーマングレー塗装後凹部分に黒を入れるためエナメルを吹くということで、シルバーで残す部分が覆われていればいいので結構いい加減。
ジャーマングレーも塗装が終わったら、エアコン吹き出し口部分以外をマスキングします。
実車はエアコン吹き出し口のパーツがこのような分割になっているので、この黒いフレーム部分にセミグロスブラックを入れます。
タミヤエナメルのセミグロスブラックを1:1に希釈し、吹きました~
エナメルをエアブラシで吹くときは高圧&ニードル極絞り&パーツとの距離近め&小刻みにニードルを開くというのが自分的にはベストな吹き方でした。エナメルはラッカーに比べてとても乾燥速度が遅いので、空気の比率をかなり多くしないとすぐに垂れて色が乗りません。
ニードルは塗料がギリギリ出るラインくらいまで絞ります。
そしてシルバー部分が凸になっているので、そこだけ溶剤で拭き取ってこんな感じに仕上がりました!
この後スイッチ類部分のみエナメルのフラットブラックを筆塗りしておきました。
このとき同時にテールランプのリフレクターにもエナメルのセミグロスブラックを吹き、メッキで残す部分のみ拭き取りました。
ということで、今回はここまで~