では、前回下回りが完成したので、次は内装を完成までもっていきます。

 

 

ボディなどと並行して内装の塗装も進めていましたが、シルバー部分のみ塗り分けが終わっていないので、やっていきます。

写真のように、マスキングテープとゾルNEOを使ってマスキングしました。

 

 

結果、こんな感じに塗り分けが完了しました。

 

続いて、シートベルトを組んでいきます。

このキットは、四点式シートベルト再現用のパーツが付属されていました。

ビニールのような質感のシートをインストの寸法通りに切り取ってベルト部分となり、バックル部分はエッチングパーツで用意されています。

このタイプは初めてだったので、エッチングパーツにベルトを通すのが難しく、序盤かなり苦戦しました。

 

 

シート底面の受け手側を組むだけで約2時間かかりました。

そこからは徐々に慣れていき、かなりスムーズにいきました~

 

 

シートベルトの金具を自然な位置に瞬着で固定しておきました。

 

さて、ここで一旦組むのは中断し、シートベルトデカールを貼っていきます。

 

 

このような感じで、マスキングテープでベルトを固定して貼り付けました。

これも前回同様、マイクロスケール社のリキットデカールフィルムを塗っておきました。

貼る前にはクレオスのマークセッターを塗り、貼って水分が抜け始めた時点でマークソフターを使用しました。

 

ここから約24時間乾燥させてから内装全体を組んでいきます。

 

 

ダッシュボードのパーツは、シルバー部分はマスキングしてエアブラシで塗装し、それ以外の塗り分け部分は筆塗りしました。

デカールも貼り、メーター部分にはUVレジンを盛り、デカール保護&見た目の改善をしました。

 

そして、ようやく内装が完成です。

 

 

自分的には結構いい感じにできました!

シートとステアリングのモコモコ再現はやってよかった!

この後リア部分のロールバーを一本入れ忘れているのに気付き、取り付けておきました。

 

さらに、この工程に並行して、ボディの中研ぎもしておきました。

タミヤフィニッシングペーパー#2000を使用しました。

 

 

レーシングカーの類のデカール段差消しは初めてで、かなり苦戦しました。

結果いい感じに段差は消すことができましたが、数か所デカールを削ってしまいました。

クリアーは5回吹いておくべきだったのか??

 

ということで、筆塗りで修正します。

特に目立つボンネットの「MICHELIN」の文字の部分は、上下にマスキングテープを貼り、文字の輪郭ができるだけ直線になるようにしておきました。

 

 

このように、至近距離で見なければ分からない程度には修正できました。

 

他にも、マルティーニカラー部分も削ってしまった部分があったので、この前修正したときの反省を活かし、しっかり調色して修正しました。

調色には、クレオスの色の源 シアン・イエロー・マゼンタを使用しました。

初めて使用してみましたが、とても調色がしやすいです!

ベースに使ったカラーは、水色部分がクレオスのスカイブルー、ダークブルー部分にはクレオスのブルーFS15050、赤色部分にはタミヤのイタリアンレッドです。

 

そして修正完了後、オーバーコートをしました。

 

 

クリアー層が既に乗っているから大丈夫、と思っていきなり垂れる寸前まで吹きましたが、それが仇となりました。

クリアー層が中研ぎによってかなり薄くなっていたのか一部デカールの表面が出ていたのかは分かりませんが、砂吹きをしなかったことによって、塗膜の収縮に引っ張られてデカールに皺が寄ってしまい、二か所程表面が平滑ではなくなってしまいました。

これはもうどうしようもないので、諦めてこのままいきます。

もう一度クリアーを何回も吹き重ねて平滑にするというのも考えましたが、塗膜が厚くなって全体の印象がだるくなってしまうのも嫌だったので、このままいくことにします。

ウェザリングもするので多少は目立たなくなると思いたい・・・

 

ということで、今回はここまで~