前回にて完成しましたアルファロメオの完成写真と感想編です。
失敗したところなども書いていきたいと思いますので、よろしくお願いします~
まず、完成写真です!
ボディカラーはタミヤの瓶ラッカー「イタリアンレッド」(下地白)、窓枠はガイアの「プレミアムミラークローム」、ストライプの白はルーフとトランクを含むリア部分はデカールですが、フロントに関してはハプニングが起き、その部分だけガイアの「アルティメットホワイト」で塗装しました。
そして前回も書かせていただきましたが、最後組んでいく工程の写真を一枚も撮っていません・・・(撮り忘れましたすみませんm(__)m
ということで、文字のみにはなってしまいますが、工夫した点や失敗点などを少し説明させていただこうと思います。
まず、フロントバンパーの上にあるフロントウィンカーですが、そのまま取り付けてしまうと、裏のボディカラーの赤が透けてしまい、発色が悪いので、ウィンカーパーツの裏に、リフレクター替わりにガンダムマーカーのシルバーを塗りました。これで、オレンジの発色もよく、透明部分もよりはっきりします。
さらに、テールランプは、ボディ側にハセガワのミラーフィニッシュを貼り、リフレクターを再現しました。
しかし、テールランプが平面状ではなく立体ということもあり、角度によってはクリアオレンジの発色が良くなかったりということが起きました。
ここに関しては、クリアパーツ側に塗装やらをした方が良かったかなと思いました。
ちなみに、テールランプの縁のシルバーは、実車はクロームなので、ガイアのプレミアムミラークロームを吹きました。
次に、サイドミラー、バックミラーですが、両方ともミラー部分にハセガワの平面用ミラーフィニッシュを使いました。
曲面追従の通常のミラーフィニッシュと何が違うのかと言うと、曲面追従性が低い代わりに通常のものよりもより輝きが鏡面に近いというところです。
限定生産なので、間隔を空けて稀にしか生産されませんが、僕はお勧めだと思います!
サイドミラーに関しては、メッキパーツなので貼らなくてもいいかなと一瞬思いましたが、貼らないとメリハリが付かず、あまり鏡っぽくもなかったので、貼りました~
曲面追従性が低く、貼ってから密着さえて縁に沿ってデザインナイフで切るということができなかったので、マスキングテープをミラーに貼ってカットし、それをミラーフィニッシュの台紙に張ってマスキングテープの形に沿ってナイフを走らせ、ミラーフィニッシュを切りました。
ちなみに、墨入れもしています。
Youtubeで上がっている北澤先生の墨入れ方法を真似させていただき、タミヤエナメルの「スモーク」を「フラットベース」でつや消しにし、シャビシャビに希釈したものを使いました。スジボリ道具もスジボリ堂の0.15mmを使用したおかげか、シャープな墨入れができました!
これをやるだけでかなり印象が変わります。
そして、エッチングパーツですが、ゼリー状の瞬間接着剤を使用しました。
模型用セメダインで接着するか迷いましたが、速乾性がありガッチリ接着できる瞬着を選択しました。
しかし、ここで少し失敗しました。エンブレムなどの丸いエッチングパーツは問題なく接着できましたが、トランクの「1750GTV」のエンブレムや、スカートの細長いパーツは、接着剤を乗せるときにはみ出てしまい少し跡が残ってしまいました。次回から細いものなどに関してははみ出しても拭き取れる模型用セメダインを使用することにします。。
さらに、アルファロメオのエンブレムの塗り分けですが、これが限界でした。
なんとか遠目から見ればしっかりアルファロメオのエンブレムに見えるレベルにはできました。
接着した後UVレジンを盛って、それっぽくしました。
しかし、完全に硬化していなかったのか、表面が荒くなってしまいました。。。
さて、ここで最後の最後でハプニングが発生しました。
よし、シャーシとボディを合体させるぞ!と、合体させてみると、なぜか爪にはめても車体の中心部分のみシャーシが浮きます。
最初はどこが当たっているのかわからず、シャーシの歪みかなとも思いましたが、取り外して見てみても歪んでいる感じはありません。
結果、内張りのパーツがボディの内側に当たっていたのが原因でした。
これは、恐らくキット自体の設計ミスだと思います。
内装を組んでいる時、インスト通りの位置に内張りを取り付けようとすると、ダッシュボードやシートに当たって取り付けることができなかったので、それよりも少し外側のここかな?というところに取り付けると、ダッシュボードやシートとの位置関係はバッチリだったので、ここであってるのかとそのまま接着しました。
しかし、一部内張りがシャーシから浮いている部分もあり、不自然な感じがありました。
結果、案の定ハプニングが起きました。
ロードスターの時は、こういったトラブルはなかったので、また一つ良い経験になりました〜
こういったハプニングもプラモの醍醐味ですね^^
対策としては、内張りはゴム製パーツだったので、上部3mmくらいの幅をナイフでカットしました。
すると、ばっちりシャーシがはまりました。
さらにさらに、ドアハンドルのパーツが置くまで入らないという事態も発生し、無理矢理入れようとしたところ、前から見て右サイド側ドアハンドルの縁部分の塗膜がはげ、下地がでてしまいました。幸い、筆塗りで修正したらほぼわからなくなりました。
ドアハンドルにペーパーをかけたり、ボディ側のくぼみ部分を貫通させたりして、ようやく綺麗にはまってくれました。
ここが組んでいく工程の中で一番苦労しました。
他にも当然ですが色々細かい失敗をしました。
すこし目立つ点でいうと、ウインドウパーツに少し接着剤がはみ出していたり、窓枠にすこしだけマスキング漏れがあったりといった点です。
というわけで、大変なところもありましたが、思ったよりも早く完成させることができました~
これで人生二台目の作品となりますが、前回のロードスターから自分的にはかなり成長できたのではないかと思っています^^
ロードスターは筆塗りと外での缶スプレー塗装にて製作しましたが、その後エアブラシを使うために塗装環境を準備していたこともあり、ロードスターが去年9月に完成してから環境が整ったのが今年5月ということで、かなり間隔が空きました。
その間、下調べをしまくっていたので、そこで得た知識や、どうやったら自動車らしくなるかなど、自分なりに考えてふんだんに盛り込み製作しました。
自分が思っていたよりも綺麗に作ることができたので、とても嬉しかったです!
てなことで、今回はこの辺で失礼します!
次回はハセガワ 1/24 ランチア デルタ ラリー仕様の製作に入ります!
現段階でかなりハプニングが起きてますので、それらも書いていこうと思います~