✨パタカラ体操で「噛む・飲み込む・話す」を整える


「パタカラ体操って知っていますか?」
実はこれ、ほうれい線・たるみ対策だけでなく、
“噛む・飲み込む”といった食べる力にも関わる、大切な口のトレーニング。
見た目も健康も、どちらも支えてくれる万能な体操です。



🍀パタカラ体操って?

「パ・タ・カ・ラ」と声に出しながら口を大きく動かす体操です。

これは単なる発音練習ではなく、
口まわり・舌・あご・唇の筋肉をまんべんなく鍛えることができる、とても優秀な体操。

栄養士として“食べる力を支える視点”に加え、
歯科の臨床現場で学んだことを踏まえても
とても理にかなった方法だと感じています。


🍀なぜ「パ・タ・カ・ラ」なの?

それぞれの音が、口の筋肉にしっかりアプローチします。

  • :唇をしっかり閉じて開く(口輪筋)

  • :舌先を上前歯の裏につける(舌先のコントロール)

  • :舌の奥をぐっと持ち上げる(嚥下を支える筋肉)

  • :舌全体を素早く動かす(舌の敏捷性アップ)

この4音を組み合わせることで、
噛む → 飲み込む → 発音 の流れを総合的にトレーニングできます。


🍀やり方とコツ

▼基本のやり方

  1. 姿勢を正す

  2. 口を大きく開ける

  3. ゆっくり・はっきり

  4. 「パ・タ・カ・ラ」を10回 × 2セット

  5. 「パンダ🐼のたからもの」を10回繰り返す方法もあります。


    ※回数は無理のない範囲で行ってください。

▼コツ

  • 声より“動き”を大きく

  • 舌の位置を一つひとつ丁寧に

  • 顔が前に出ないようにする

  • 無理のない範囲で


🍀こんな人におすすめ

  • 最近むせやすい

  • 噛みにくさを感じる

  • 発音がぼやけてきた

  • 食べこぼしやすい

  • 口元のたるみやほうれい線が気になる

  • マスク生活で筋力が落ちた

  • 表情が疲れて見える

とくに50代以降は、
“舌の筋力低下”が早く出やすいと言われています。
でも筋肉なので、動かせば必ず変わります


🍀栄養士として伝えたいこと

噛む力や飲み込む力が落ちると、

  • 食べる量が減る

  • 食べにくい食材が増える

  • 栄養不足 → 体力低下

  • むせることへの恐怖心

といった悪循環につながります。

パタカラ体操は、
“食べる力を守るための予防策” として非常に有効です。


🍀歯科の臨床現場で学んだことを踏まえて

歯科医院では、

  • 舌がもつれる

  • 口が閉じにくい

  • 頬が疲れやすい

  • 食べこぼしが増える

こうした悩みを抱える方がとても多いです。
多くの場合、その背景には 口の筋肉の衰え が見られました。

パタカラ体操のような基本のトレーニングでも、
改善が見られるケースは決して少なくありません。

“自分の口で食べ続ける”ための大切な土台づくり になる体操です。


🍀まとめ

  • パタカラ体操は「噛む・飲む・話す」の総合トレーニング

  • 1分でできて続けやすい

  • 美容・健康・嚥下予防に効果

  • 50代からの“口からのエイジングケア”にも最適


🍀さいごに

「好きなものを、自分の口でおいしく食べ続けるために」
毎日のちょっとした習慣として、
パタカラ体操をぜひ取り入れてみてください✨

 


今日のにゃんず猫猫



ガォー爆笑

 

栄養士・食育アドバイザーとして、

今や世界遺産となった和食を支える屋台骨である

「おだし」の良さを改めて日本の皆さんに

知って頂きたく「おだし教室」を開催しています。

 

 

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「テーブル茶道教室」も開催します。

 

どちらも神奈川県近郊で随時出張して開催させて頂きます。

 

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