今年前半は 身体を鍛える!だったのに この夏からは 暑すぎて何かをやる気なし (笑) 

 

自分の精神状態って 通常時でも自分でも分からないような気がします。

特にこのコロナですから 精神的には なんとも自分ではコントロール出来にくいですね。

 

なんとな~~く 今の気持ちに合う小説を今年は選んで読んでいます。 一種のバロメーターですかね?

で 先日読む終わったのが 「かならずお返事書くからね」って海外の実話本です。

1997年のアメリカから 各国への 「ペンパルプログラム」が始まります。

 

いやいやビックリしたのが 私が中1だかの時でも それがあって 私は当時「セイロン」の男子と

「東欧」の女子とペンパルしてました! 英語なんか無茶苦茶ですよ~ 

 

お互いに写真送ったり お国のプレゼント贈ったり セイロン茶と くるみ割り人形をXmasに頂き

私は 何を贈ったか記憶にないですが (笑) それも数回のやり取りでめんどくさくなって 

THE ENDでしたが うちの妹の時は 日本国内の他県の子たちとのペンパルだった記憶があります。

 

この本は1997年から2015年までの実話の本です。 ペンシルバニアのケイトリンと ジンバブエの

マーティンのペンパルプログラムのお話です。 マーティンはとても頭の良い14歳ですが 非常に貧しい

ケイトリンは 可愛いモノ大好きな12歳 文通2回目までで ジンバブエの学校では切手代すら払えない。

 

マーティンの家と ケイトリンの家では とてつもない生活格差があるのに気づかれないように

気を遣う マーティン・・・・ ケイトリンは自分の写真を送ってくる マーティンには写真すら送るお金はない・・・

それから怒涛のようにジンバブエの政情も悪くなり 経済が落ち込む。 

お金がないと学校にも行けない。洋服もない 靴もない 水道もない 食べるものもない・・・・

 

そんな苦難のマーティンが アメリカの大学にまで行けた道のりです。ケイトリンも大きく変わりました。

もう本当に涙なしでは・・・です。 是非とも機会があったら読んでみてください。

 

ふと 自分の中学生の時のペンパルは セイロン茶を贈ってくれたのですが

何がお返しにいいかな?って聞いたら トランジスタラジオでした。 えっ!それって価格違わない?

今でこそ ラジオは安価になりましたが 中1の私には????って思いました。

 

東欧の子は くるみ割り人形を送ってくれましたが 何度も何度も検閲入って何ヶ月も届かないまま

あちこちポッキリ折られてて こちらからお返し送っても タブンどこへも届けられてないままだと・・・

調度ベルリンの壁が崩壊される前だったのですね・・・ 

 

すっかり忘れてたあのペンパルたちは 今 どうしてるのでしょうね・・・・

政治・生活格差に翻弄させられ それを乗り越えたケイトリンと ケイトリンのご両親たちも 

ジンバブエの家族たちも本当に素晴らしい方々だなって 感動します。