6月に東京ビッグサイトで開催されていたインテリア ライフスタイル展。

ライフスタイルを彩るデザイン性の高い小物・雑貨を中心に、衣・食・住に関わる国内外の商材が集まる大規模展示会です。

 

今回は、31回目を迎えたこのインテリア ライフスタイル展にお邪魔してきたので、気になったブースを簡単にご紹介していきます♪

 

今回のインテリア ライフスタイル展のテーマは[エシカル]

まず最初に訪れたのは、アトリウムの特別企画展「エシカル・ライブラリー」。

自然を想起させる木材や石材をその材質をいかした形状や質感の商品がより多く紹介されていたのが印象的でした。

 

今年は『エシカル』がテーマ[インテリア ライルスタイル2023]展 / AJI PROJECT 今年は『エシカル』がテーマ[インテリア ライルスタイル2023]展 / AJI PROJECT

 

写真 ▶︎AJI PROJECT

 

特に目を引いたのはAJI PROJECTさんのプロダクトで、ブックエンドとドアストッパー。

岩肌のゴツゴツした見た目、加工によって滑らかさの違う触感、石材特有の少し冷んやりと心地よさ.....

 

手を入れ過ぎておらず、ちょうど良いところを商品化されているのが素敵だなと感じました。

 

今年は『エシカル』がテーマ[インテリア ライルスタイル2023]展 / AJI PROJECT

 

また、自然をそのまま感じられるような色と風合いも素晴らしかったです。

特筆すべきは、ウォーム系とクール系の石材のグレーが用意されていたこと。

 

石もいろんな色合いがありますが、この二種類のバリエーションがあれば、どんな空間にも馴染みやすく、使いやすいだろうなと感じます。

 

このように『素』を生かしているからといって、決して『素』そのままではなく、インテリアに馴染むようなスマートなデザインや非常に繊細な加工が施されていたりと、シンプルながらもこだわりを感じるようなものが多かったです。

 

今年は『エシカル』がテーマ[インテリア ライルスタイル2023]展 / 堀田カーペット

 

写真左▶︎堀田カーペット 

 

堀田カーペットさんのウールラグブランドCOURTのラインも紹介されていましたが、こちらの触感や色合いもとても惹かれました。

 

今回展示されていたのは、新商品である「Hand Woven Court」というプロダクトとのこと。

 

明治時代に創業して以来、古来より日本でつくられている織物『綴織(つづれおり)』を生産されている清原織物とのコラボレーション商品なのだそうですが、なんと⼿織りの織機で作られているらしく、丁寧かつ温もりを感じる風合いが印象的でした。

 

長く使っていく。家具と共に成長する住まい

家具については二つのブランドに着目してみました。

 

 

今年は『エシカル』がテーマ[インテリア ライルスタイル2023]展 / cotan by IKASAS DESIGN
 

左▶︎IKASAS DESIGN(イカサデザイン) 新ブランド cotan

 

ホールに入ってすぐの場所に出店されていたのは、イカサデザインさんの新ブランドcotan(コタン)。

ソファを中心としたブランドとのことで、今回のインテリア ライフスタイル展で発表されたのでした。

 

今年は『エシカル』がテーマ[インテリア ライルスタイル2023]展 / cotan by IKASAS DESIGN

 

正直、とっっっっっっても座りやすく、立ちやすかったですw

(立ちやすいって、実は生活をしていてとっても大切なポイントじゃないですか?)

 

シンプルで柔らかな色合いと少し丸みを感じる形状から、深く沈んでしまうタイプのものかと思っていたのですが、座ってみると意外としっかり張りがあり、立つのもすごく楽!

 

cotanさんのソファの中でも様々な種類はあると思うのですが、私たちはこのソファが思い切り気に入ってしまいました♪

 


今年は『エシカル』がテーマ[インテリア ライルスタイル2023]展 / TIME & STYLE

 

右▶︎TIME & STYLE

 

日本が誇る家具ブランドのTIME & STYLEさんのブースにもお邪魔してきました。

隈研吾やピーター・ズントー、クラーソン・コイヴィスト・ルーネなど国内外の名だたる建築家やデザイナーとのコラボレーションしたプロダクトが紹介されていました。

 

なかでも、隈研吾さんとコラボしたとてもシャープでアーキテクチュアルなソファは、インパクトもありキャッチーな存在でしたw

 

今年は『エシカル』がテーマ[インテリア ライルスタイル2023]展 / TIME & STYLE

 

ただ、それよりも素晴らしかったのが、ドリルデザインさんとコラボレーションされたというこちらのチェア。

 

極々低彩度のナチュラルな色合いと少し低い位置に設計されているデザインなので、ジャパンディのようなシンプルですっきりとした空間だけでなく、古民家のような和の空間にも馴染みやすいだろうなと色々と想像が広がりましたよ♪

 

このように、生活に根付いたサイズ感や住宅への馴染みやすさ、人間工学的な目線でのこだわりのあるソファやチェアは、今までよりもっと差別化されて注目を浴びていくのではないかと思います。

 

名前やグレード感だけで選ぶ時代ではなく、長く使い続けていくこと、メンテナンスをしつつ次の世代にも引き継いでいきたい家具であることなど、こうしたお気に入りの家具と一緒に住まいの歴史を積み重ねていくのも良いなと感じました^^

 

ひときわ目を引いたブース

 

今年は『エシカル』がテーマ[インテリア ライルスタイル2023]展 / ヤマキイカイ TENTH

 

▶︎ヤマキイカイ TENTH

 

現代のライフスタイルにあわせて生まれた「お茶を飲む」ための常滑焼・美濃焼の器TENTH(テンス)。株式会社ヤマキイカイさんから発表された新ブランドです。

 

お客様がいらっしゃったのでブース全体を撮ることはできなかったのですが、常滑焼の朱泥(しゅでい)の色合いを、まさにそのままブースの色全体にもってきたこちらは、ひときわ目を引く美しさ!

 

今は、グレーの時代からウォームカラーとくにブラウンが目につく時代に移行しつつありますが、赤褐色とはいえ鮮やかさがあるのにうるさくなく、洗練されたブースのデザインが本当に素敵でした。

 

今年は『エシカル』がテーマ[インテリア ライルスタイル2023]展 / ヤマキイカイ TENTH

 

ディスプレイされていた常滑焼の急須や湯呑みの色合いは、二種類で黒と朱泥の赤。

陶器の元となる土は赤と黒の 2 色とも同じ土から生み出され、窯入れの際に焼き方を変えることで異なる表情が出来上がるのだそうです。

 

自宅で使うのはもちろん、ちょっとしたプレゼントを探したいときなどにも利用させていただきたいなと思ったブランドでした♪

 

さて!

長くなってしまったので、ブースのご紹介はここまで><

 

今年は『エシカル』がテーマ[インテリア ライルスタイル2023]展 / インテリアトレンド

 

次回のブログでは、インテリア ライルスタイル展で拝聴してきたambiente trend23+の中でトレンドカラーのお話しも出ていたので、住まいのトレンドカラーの話題に触れてみたいと思います。

 

お楽しみに!

 

 

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AKKA COLOR PLANNINGでは、一般住宅(新築・リフォーム)はもちろん、

店舗、サロン、オフィスなどのカラーのコンサルティングも承ります。

どういう空間にしたいか徹底的にヒアリングさせていただき、

そこで過ごす人にとって心地よい空間のインテリアとその色を提案させていただきます。