パーソナルカラー診断、犬のパーソナルカラー診断、インテリアカラーのコンサルをしているAKKAの川上あすかです。

東京を拠点にカラーコンサルティングやカラーセミナーなどの仕事をしているカラーリストです。

ブログでは、パーソナルカラーやインテリアカラーをはじめ、色にまつわるさまざまなトピックをアップしていきます。お楽しみに!

 

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パーソナルカラー診断の認知度がどんどん上がってきて、インスタやテレビはもちろん、昨日はラジオでも取り上げられいました。

自分のパーソナルカラーを知っているのがだんだんあたり前な世の中になりつつあると感じている今日この頃。

4シーズンの呼び名も「イエベ春」「ブルベ夏」「イエベ秋」「ブルベ冬」という表現が主流な感じですね。

 

さて、自分のパーソナルカラーがわかると、自分にとって得意な色、苦手な色がわかりますが・・・

 

「ブルベだからオレンジが使えない」

 

「イエベだから紫が使えない」

 

など偏った情報でがんじがらめになっている人も少なくありません。

 

 

パーソナルカラーは、客観的に自分の似合う色を知って、

似合う色は思い切って自由に使えばいいですし、

似合わない色については使い方を工夫すればいい、

その工夫ができるようになる、というポジティブで広がりがあるもの

オレンジがだめ、紫がだめ、では悲しいですね。

 

 

 

ある人が言っていた言葉が印象的でした。

 

 

「パーソナルカラーは全ての色を使いこなすためのもの」

 

 

ほんとその通りだと思いました。

 

 

ではパーソナルカラー的に苦手な色はどうしたらいいか?

基本の『き』については★★★こちらのブログでも書いてありますので、

よかったら参考にしてください。

 

 

今日はブルベさんが苦手なオレンジ、

イエベさんが苦手な紫についてのお話。

 

 

ご存知の通り、パーソナルカラーにはイエベブルベがありますね。

赤なら赤の中でイエベブルベがあり、

青なら青の中でイエベブルベあるように、

各色の中で黄みがかっているか青みがかっているかで分類します。

 

 

まずはオレンジ

むむむ・・・確かに青みがかるオレンジってないんですよね。

ということで、オレンジは全てイエベである、ブルベがないと言われています。

理論上の話です。

 

オレンジに違いがあるのは、赤みがかるか、黄みがかるかということ。

となると、イエベ要素が大きいのは、黄みがかったオレンジ。

ブルベさんはその逆で、少しでも黄みが薄まった方がいいので、

赤みのオレンジだったら似合うことが多いんです!

肌も赤みがかっているので、少しでも共通要素がある方が調和します。

しかも、白をたくさん混ぜて、赤みのオレンジを少しでも薄くしたり、

物理的に面積を小さめに使うとより似合わせできます。

 

要は、だめではなくて、”加減すればいい”だけの話。

 

ブルベ夏の方は三属性でいうと「ブルベ、明るい、穏やか」がポイント。

白をたくさん混ぜた明るい赤みのオレンジ、

シャーベットオレンジは使えますよ!

三属性の『明るさ』を意識すると良いです。

 

ブルベ冬の方は三属性でいうと「ブルベ、暗い、鮮やか」がポイント。

鮮やかめのオレンジを他の色とコントラストをつけて着こなしたり、

大ぶりのアクセサリーを組み合わせたり、

メイクならツヤ感をポイントに使ったり、

三属性の『鮮やか』を意識すると良いです。

 

オレンジってコミュニケーションカラーですし、

メイクでもオレンジメイクは人気です。

ブルベの人も是非楽しんでくださいね。

 

 

 

次に紫。

オレンジと同じように、紫って黄みがかることがないんですよね。

よって理論上はブルベが似合う色です。

ただ、これまた赤みの紫と青みの紫があり、

青みはブルベ、少しでも赤み(青みから離れる)に近づく紫はイエベの人も使えたりします。

やはりイエベの人は面積は小さめにするとより使いやすいです。

 

そこで考えるのは、”苦手な要素を減らして得意な要素を増やす”こと。

 

イエベ春は「イエベ、明るい、鮮やか」なので、

少し赤みの紫で明るめで鮮やかな色を使うといいでしょう。

そしてアクセサリーでキラキラしたものをつけたり、

メイクでツヤ感を意識したメイクをする、

それだけでも自分のものになりますね。

 

イエベ秋は「イエベ、暗い、穏やか」なので、

紫を暗くした色を使うといいでしょう。

洋服の組み合わせでイエベが得意のブラウン系と合わせてみたり、

ゴールド系のマット系の大ぶりなアクセサリーをつけてみたり。

血色が青く悪くならないようしっかりチークをつけたり。

 

 

 

これらの工夫もパーソナルカラーを知っているからこそできるもの。

知らなかったら、買ったはいいけど似合わないから着なくなった、とか、

どうせ似合わないから買わない、という悲しいことになるだけです。

 

”顔から離す”という基本だけでなく、

得意な属性を意識して、

ツヤ感で調整したり、アクセサリーやファッションで補ったり、

他の色との組み合わせやボリューム調整などの使い方次第で、

いかようにも楽しめますよ!