私たちの感覚を磨いてくれるカラーリストのための一冊をご紹介。
今回ご紹介するのは、
『テレンス・コンラン インテリアの色使い』。
Terence Conran
株式会社エクスナレッジ
言わずと知れたコンラン卿の著書です。
たくさんの著書を残されていますが、
この本では特にインテリアカラーに触れています。
ちなみに、雑誌を含むインテリア本の中で、
インテリアカラーだけに注目して出している本なんてありません
そのような中、あのコンラン卿が！
インテリアでの色の使い方だけに注目した
全223ページものハードカバー本を出版されているなんて!!
それはやはり、インテリアカラーというものは、
とても重要な分野であると言えるのではないかと思うのです。
（AKKAの専門分野なので、鼻息ちょっと荒めですw）
なお、掲載されている内容は、
・さまざまな色から受ける影響
・色を使ったテクニック
・陽光や照明とのかかわり
・ペイントや素材のこと
・インテリアでの色使いの注意点
・配色ルールを使った素敵な空間づくり
・色彩計画の進め方
など、非常に多角的です。
また、とにかく実例がたくさん掲載されていて目でも楽しめますし、
コンラン卿のフィルターを通した色の理論も
非常に読み応えがあり、いつの間にか惹き込まれてしまいます♪
AKKAがインテリアカラーをプランニングする時に
必ずヒヤリングしたり注目しているポイントも
とても多く掲載されており、空間を彩る色に
「海外だ、日本だ、なんてあまり関係ないのだな」
と、自信を持てた一冊でもあります。
なおシンプルでインパクトのある表紙も素敵なので
アート本としてディスプレイするのも👍
（日本語版じゃなくてもOK）
色のある暮らしって、どういうことなのかな？
と興味のある方はご覧になってみては。
きっと読み終わる頃には、
コンラン卿のファンになっていること間違いなしでしょうw
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