■新生編以前のガレマール帝国の動きとエオルゼア都市国家の対応■ 

▼ドマなど東州諸国を統一したガレマール帝国は、次の標的をアルデナート小大陸のエオルゼアへと定め、侵攻を開始し、まずアルデナート小大陸の東側で帝国に最も近い位置にあるエオルゼア6大都市国家の一角アラミゴを第六星歴1557年に陥落させ、属州化します。 ▼この侵攻の主力部隊が「魔導城プラエトリウム」で冒険者と対決したガイウス率いる帝国第XIV軍団です。

 ▼この陥落を受け、エオルゼア軍事同盟から不干渉主義が国是のシャーレアンが離脱してしまいエオルゼア側は足並みがそろわない状態となります。 

▼そして、遂に1562年第XIV軍団が本格的に軍事行動を始め、飛空戦艦「アグリウス」を旗艦とする大艦隊がエオルゼア侵攻を開始します。しかし、この時、誰もが予想しない事態が発生します。それは、モードゥナの「銀泪湖」の守り神とされていた幻龍ミドガルズオルムの突然の顕現及び迎撃でして、湖上空で、史上初の空中戦に発展し、結果、両者相討ちとなって幻龍が絡みついた状態で旗艦が墜落してしまいます。(参考:黙約の塔~幻龍が、なぜ顕現したのかは、現時点でも分かっていないと思います。) 

■蛮神召喚の活発化とガレマール帝国のエオルゼア隔離政策への転換■ 

 旗艦を失った帝国軍は、撤退を余儀なくされるのですが、この頃を境にエオルゼア各地の獣人族による蛮神召喚が相次ぐようになり、これを知ったガイウスの進言により、帝国は、蛮神召喚によるテンパード化の危険がある汚染された土地としてエオルゼアを隔離する政策へと方針転換します。

  そして、ガレマール帝国は、アラミゴとグリダニアの間に「バエサルの長城」と呼ばれる巨大な隔離壁を建設し、結果、凪の時代と呼ばれる「奇妙な休戦状態」となります。 □余談 このように何度も再燃する蛮神召還ですが、意図は不明ですが、やはりアシエンが絡んでいたと考えるのが自然と私には思えます。

 ■凪の時代 

▼この休戦が続く中、今度はイシュガルドが、同盟から離脱し、エオルゼア都市同盟は、遂に、ウルダハ、グリダニア、リムサ・ロミンサの3ヶ国になってしまいます。イシュガルドは、ドラゴン族と竜詩戦争を継続していますので、いつ開戦するかわからない帝国との戦いに割ける軍事力はないと判断したとされています。 

▼しばらく休戦状態が続いていた1572年東方戦線から帝国第Ⅶ軍団が転戦し増援されたことが明らかになり、再びエオルゼアに危機が迫ります。この第Ⅶ軍団を率いていたのが「白銀の凶星」という異名を持つネール・ヴァン・ダーナスという女性軍団長です。

  そして、このネールが、「大迷宮バハムート」のキーとなる人物です。 (つづく) (参照 Encyclopædia Eorzea) 

■ギミックなど 「アラガンロット」がキーギミック■

  邂逅編2層のギミックは、全く分からないままコンプしていたのですが、今回攻略情報を総合すると次のようなものと思います。

  まず、基本的なギミックコンセプトは、バハムートを拘束していた「拘束艦」の防衛機構の中枢を破壊するもので、そのため、監視システム、浄化システムなどのシステム名の付いた小ボスが各部屋にいるということでしょう。そして、すべてを統合制御している「制御システム」というラスボスがいる。だと思います。

▼最初の小ボスを倒した後は、左右どちらからも攻略できるのですが、この後は、攻略の進め方で変わるという珍しいギミックがありまして、それは倒してきた小ボスによってラスボスに付与される攻撃や耐性が変わる。というものです。 

①倒していない小ボスについては、

  ラスボスの本来の攻撃に加えて、倒していない小ボスの攻撃が加わる。 (バトル中に倒していない小ボスを、ラスボスが呼び出して吸収しています。) 

②倒した小ボスについては、 

 小ボスに応じた耐性やバフがラスボスに付与される。 (例えば魔法耐性:味方の魔法攻撃に対して防御力があがる。小ボスごとの対応表は攻略サイトを参照してみてください。)

 ▼攻略順

  現在の、というか直近における攻略の主流は、確信はありませんが、右側の部屋に行き、次も右方向の部屋に行き、次に左方向に行き、ラスボス部屋へ入る。のようです。 

▼ラスボス(制御システム)

▼  そしてこのボス戦のキーとなるギミックが「アラガンロット」というデバフ攻撃で、これは、通常攻略の場合、最奥の第Ⅶ区画にいる「防疫システム」が時間制約の関係で倒すことができないことから、ボスに付与されるもので、いわば「ウイルス」です。

  最初はランダムに誰かにデバフとして付与されるのですが、その後は、同一メンバーが15秒以上保持すると全滅するギミックとのことです。 

▼アラガンロットの対処▼ 

 このアラガンロットを他のメンバーに感染させるというもので、保菌者?の近くに行けば「アラガンロット」が感染するので、メンバー同士で近くに行って感染し回していくという「脹らみ続ける風船を渡しあうゲーム」の要領で対応するとのことです。 

 しかし、一度感染すると抗体ができて40秒は感染しないという条件があるため、5人以上のメンバーで移動させていく必要がある。のだそうです。 

(これは、通常のマッチングでの攻略の場合、全員がこのギミックを理解していたとしても、何度も全滅しそうな、かなり難しいギミックと思いますので、失敗があったとしても大丈夫な気心の知れた固定メンバーで挑まないとクリアできないかもしれません。)

(なお、今回調べてわかったのですが、ラスボス戦スタートを、ボス部屋に入らず8分ほど待っていると、こうしたバフなどが時間経過でなくなるようでして、それから攻略すると「制御システム」の攻撃は範囲攻撃だけになるというバグとも裏技とも言えるような攻略方法もあるようです。)

 なお、「防疫システム」を倒した場合は、ボスに、スキルスピードが上がる「ヘイスト」というバフが付き、手が付けられなくなり実質倒せなくなるそうで、時間制約は関係なく、防疫システムは倒さず、「アラガンロット」ギミックを対応し攻略するのが定石とのことです。 

(この攻略順でギミックが変わるというコンテンツは、私の知る限りここだけだと思います。)

 ■というわけですが、今回の私の場合(過去黒魔道士でコンプした時も同様ですが)もともとギミックを理解できていなかったうえに、全く予習せず突入し過去のうろ覚えの記憶で進んだため、ご覧の通り、道順を間違えスタート地点まで戻ってしまい、その後もさらに間違えて防疫システムも倒してしまい、ヘイストのバフをラスボスに付与してしまうという(見返してみるとボスのスキル詠唱が異常に早いです。)下限では絶対に攻略できないルートで進めてしまったにも関わらず、ゴリ押しでコンプしたということで、いかにナイトが強力であるかを図らずも証明してしまいました。(苦笑)