寝る前に突然

〇くんがあしたおまつりにいくんだって!

ぼくもおまつりいきたいなぁラブ

とつぶやく息子

毎年行ってたけど今年は暑過ぎて

行くのやめようかと思ってたけど…

息子がお祭りがあると知ってしまったのなら

行きたいと言うのなら

行こう!!


ただし


相変わらず保育園でお茶を飲まないので

明日水筒が空っぽになったらお祭りに連れて行く

という約束をした


その日のお迎えは旦那

帰りの車の中で

お祭り楽しみだね〜と旦那が話すと

でも…

おちゃぜんぶのめなかったんだ…

だからおまつりいけない…ショボーン


しょんぼりと肩を落としてつぶやいたらしい


見かねた旦那が

本当は全部飲んでほしいけど

今日は全部飲んでないけど

特別にお祭り行こっか!!


というと

さっきまでのテンションとは一転

目をキラキラさせて

ほんと?!おまつりいっていいの?

やったー!!

と超ご機嫌


先に家に帰っていた私の所に

ママーー!!

おちゃぜんぶのんでないけど

とくべつにおまつりいっていいってー!!

とすんごいテンションで帰ってきた


なんとなく2人の会話を察知し

せっかくのお祭りなので

もうそれ以上追求せずに

パパが特別って言ったなら行くか!!

と乗っかった


乗っかってはみたものの

めちゃくちゃ行きたいお祭りの日ですら

飲み干せない水筒

これだけ毎日酷暑なのに

ほとんど減らない水筒

今後飲み干せる日が来るとはとうてい思えない


熱中症になる前に

早く夏が終わってほしい

と切に願う


年中にもなってお願いするのも忍びないが

命がかかっているので

保育園でもお茶を飲むように声をかけてほしい!

と先生にお願いはしている

何度もお願いしている

でもお願いしたその日は空っぽに近いが

翌日になると元通り


息子も続かないが

先生も続かない…


もちろんあらゆる手は尽くした


熱中症の絵本も買った


いろんな味のお茶も水も

冷たいのもぬるいのも

直飲みもストローもコップも

色々手を尽くしても

なーんにも変わらない


こっそり

いや

堂々と宣言して

アクアライト入れていきたいレベル

(アクアライトならそれなりに飲む)


 

毎年夏が怖くてたまらない



ちなみに
今の水筒はコレで


ヨーヨーつり🪀


スーパーロングなポテト


お祭りでは
仲良しのお友達ともバッタリ会えて
それはそれは嬉しそうだったラブ





それからまたしばらくして

大好きなAちゃんと夜ご飯に行くことになり

再び

保育園でお茶を全部飲んだら連れて行く!

という約束をした


お迎えに行くと

案の定、ほぼ減っていない水筒


「特別」で味をしめた息子は

きょうもぜんぶおちゃのんでないけど

とくべつにAちゃんとごはんいこっか♪

と言い出した


ここで許したら

「特別」で何でも乗り切ろうとする子

になってしまう

そこで

今日は特別はない!真顔

約束守らなかったのなら

ご飯には連れて行かない!ムキー

と言うと


ママごめんねダウンと肩を落として

しょんぼりと車に乗り込む


少しすると

自分でカバンから水筒を取り出し

ママぜんぶのまなくてごめんね

Aちゃんとごはんいきたいから

いまからぜんぶのむあせる

ぜんぶのんだら

Aちゃんとごはんいっていい?あせる


と一気飲みを始めた息子


私は運転中だったので

後ろのチャイルドシートで飲んでる息子の姿は

ミラー越しにしかわからないが


必死で飲み続ける姿は胸を締めつけられた


そういうことじゃないんだよ

日中にたくさん飲んでほしいだけなんだよ

と願う母の思いを

どう伝えれば伝わるのか…

泣きそうになった



お茶はちゃんと飲んでほしいけど

今は全部は飲まなくていい

もうおしまいにして

(その時点でたぶん半分くらいは飲んでた)


でものまないとAちゃんとごはんいけない…


とパニックになったかのように

飲み続ける息子を見て胸が張り裂けそうだった


大丈夫!

連れて行くから!

お茶飲み過ぎてお腹痛くなったら

ご飯行けなくなっちゃう


でもぜんぶのんでないあせる


とまだ飲み続けようとする息子


とりあえず家に着いてゆっくり話そうと思い

水筒を取り上げてその場は強制終了した



家に帰り
全部飲まなかったからご飯に行けない
と正直にパパに話す息子

ここでまた「特別」って言うなよムカムカ
と念じていたら(笑)、

2回目の特別はない
でも一生懸命飲もうとしたのはえらかった
それを保育園でもがんばること!
遊びに行きたいから飲むんじゃなくて
自分の体のために
熱中症にならないために
持って行った分のお茶は全部飲んでほしい
パパとママは意地悪で言ってるんじゃなくて
心配して言っている

というようなことを切々と話していた

たまにはいいこと言うやんウインク音譜


 

「特別」で乗り切ることは
たぶんもうないとは思うが

その後も水筒が空になることはない



毎日30℃を軽く超える気温
危険レベルの暑さ指数のおかげで
保育園で外に出られないのは(プール以外)
息子にとってはむしろ救いなのかもしれない
(もちろん室内の熱中症も怖いけど)


まもなく運動会の練習も始まる

なにをどうすれば
息子がお茶を飲むようになるのか

毎日そればかり考えている