実感へ息子を迎えに行き
旦那が帰ってくるまで
どこか時間潰しに遊びに行こうと思っていたら
こんな時に限って
ママ！はやくおうちにかえろ！
○くん、おうちにかえりたい！
おうちであそびたい！
パパが帰ってくるまで公園行こうよ！
と言っても
こうえんいかない
おうちにかえる
イオンに遊びに行こうよ！
と言っても
イオンいかない
おうちがいい
とすこぶる機嫌が悪い
なぜ？
こんな日に限って
なぜそんなこと言い出すのだ？
息子曰く
ばーちゃん家で見つけて
持ち帰ろうとしているイルカのぬいぐるみを
家のシャークのぬいぐるみと早く遊ばせたい
だから早く帰りたいらしい
そんなんいつでもいーやん
今じゃなくてもいーやん
でも
せっかくのサプライズ
どうにか外で時間潰さなければ(2〜3時間)
帰りたい
ここで降りる
1人で家に帰ると
車の中で叫びまくる息子
半監禁状態でドライブしながらなだめつつ
なぜ誕生日にこんな言い合いしなきゃならんのだ
と悲しくもなりつつ
息子が大好きな動物の森へ
(広い観葉植物のお店にたくさんの動物の
でっかいオブジェが置いてあり
息子はそこを【動物の森】と呼ぶ)
動物の森に着き、ようやく機嫌が直った息子は
ママ、グズグズいってごめんね
ママ、ギューしよ
おうちにかえったらパパとママと○と3にんで
みんなでおたんじょうびパーティしようね
とやっとかわいい息子に戻った(ホッ)
ご機嫌に動物の森で遊び
ゴリラを見つけて大はしゃぎ
旦那が息子のことを時々からかって
「ゴリラ」とか呼ぶので(私はそれが大嫌い)
息子もゴリラを見ると「パパ」と呼ぶ(笑)
あ！パパだ！
パパがふたりいる！
とゴリラのオブジェをパパ呼び
(私はゴリラと結婚したつもりはない)
外のアスレチックや遊具でも遊んで
いいかんじに時間潰しできた頃
旦那から今から帰宅すると連絡があった
さ！帰るよー！
お誕生日パーティーするよー！
この時点で17時半
長い１日だ。。。
とはいえまだ家には入らず
敷地内同居の祖父母宅に息子をしばし預け
料理の最終セッティング
よし！！
いよいよ！！
旦那が息子を迎えに行き
私はリビングで携帯を構えて待っていた
ポケモンづくしの誕生会
息子がどんな反応するか楽しみだ！
いつものように豪快にリビングのドアを開け
いつものように
ママーー！ただいまー！！
と言いながら
いつもと違う部屋を見渡して固まる息子
うわ〜
いひっ
あははっ
ひゃ〜
と言葉にならない喜びの声をあげ
テンション爆上がりな息子⤴︎⤴︎
とりあえず片っ端から触りまくる
ポケモンが〜いっぱい〜♪ふぅ〜⤴︎♪
とオリジナルソングまで披露(笑)
どう？
ポケモン嬉しい？
と尋ねると
うん！さいこうの
ハッピーバースデー！！
と100点満点のコメント！！
よかったー
キックバイクに乗ってみる
お兄ちゃんみたいでかっこいい〜！と言うと
まあねと頭をポリポリ
いつの間にそんなリアクション覚えたのさ
その後も
片っ端から飾り付けに触りまくり
片っ端から引っ張って取ろうとする息子
取ってもいいけどさ…
パーティー始まる前に飾り付けなくなるやん
1番気に入ったのは
ピカチュウ
ではなく
モンスターボールらしい
↑この右上のイルカのせいで
帰りたい帰らない…の無駄な労力使った…
ひと通り飾り付けを堪能したところで
テーブルの上のカップケーキを覗き込む
これたべていい？？
どうぞどうぞ
じゃ
そろそろお誕生日パーティー始めよっか
と早々にケーキ登場
カップケーキ食べちゃう前に
HAPPY BIRTHDAY のロウソクにフー
をしたかったので
それと同時にケーキも登場して
一緒にフー
文字数分(13個)のフーに
息切れしながらも
ひとつひとつフーしていき
1人で全部吹き消した息子
フー上手になったな〜
逞しくなったな〜
とロウソク消しで成長を感じる
もうカップケーキたべていい？
と待ちきれない息子
料理はそっちのけで
カップケーキから食べ始める
一旦メインのケーキは冷蔵庫へ
だが
早々に料理にも飽きて(ほぼ食べてない)
はやくケーキたべよー
でしょうね…
ま、今日は何でもありの日だから
食べたいものだけ食べなさい
再度ケーキ登場
さ、いよいよサプライズですよ〜
だが
息子の視線は
ケーキではなく
飾りのピカチュウ
見ててー！
なにか出てくるよー！
と息子を注目させてケーキカット
中からいいかんじにお菓子がこぼれ落ちてきて
大成功！！
私と旦那は嬉しくてたまらないが
息子は全くケーキを見ていない
そして息子の手は
こぼれ落ちてきたお菓子
ではなく
飾りのピカチュウへ
ケーキからピカチュウを取り出し
ご満悦
ピカチュウについてるクリームを舐めて
ご満悦
いちごいっぱいも
チョコレートクリームも
お菓子すらもどうでもよく
息子はピカチュウさえあればよかったらしい
＿|￣|○
良かれと思って飾ったピカチュウ
まさか
ケーキよりも食いつくとは…
まぁ
それだけ喜んでくれたのなら
結果オーライだけども
モンスターボールも買っていたので
息子は大喜び
ゲットだぜ
をエンドレスで叫んでいた
いちごはほとんど食べず
ケーキもほとんど食べず
お菓子を少しつまんで
あとは
ぶどうをずっと食べていた
キックバイクは
結構重量感あって
足がギリギリつくくらいだけど
倒れもせず
自分の力でバランス取って
なかなか上手に乗れていた
4さい
も上手にできた
好きな食べ物は
ぶどう
大きくなったら
かめんライダー！
ぶどうが1番好きなのは２歳、3歳の頃から
ずーっと変わらない
こうして
4さいの誕生日を無事に終えた
言い出したら聞かなくて
ああ言えばこう言うし
怒られるとわざとまたするし
グズグズ炸裂すると
ほんと手がつけられないし
この1年間は
成長の喜びと共に
成長に頭を抱えることが増えた
もちろん
素直で優しくて可愛い
そんな息子が大好きだけど
大好きな息子なんだけど
何しても可愛いから許しちゃう
では済まされなくなってきて
この1年はたくさん怒ったし
たくさんケンカもした
怒りすぎて
ママのこときらい
と言われたこともあった
その一言を取り消すかのように
ママのことだーいすき
を連呼されると
嬉しい反面、切なくもなる
大好きな息子の寝顔を見ながら
後悔と反省の日々
保育園にお迎えに行って
駐車場まで歩く短い時間も
お買い物の時も
必ず
手を繋ぐ
これは今は息子にとって当たり前のこと
段々
恥ずかしさが出てきたり
ママのこと置いてすっ飛んで行っちゃったり
するようになるんだろうけど
手を繋いで歩いてくれるのが
いつまで続くのかなって
楽しみでもあり
当たり前でなくなる日は
そう遠くはないんだろうなって
考えるだけで淋しくなったりもする
この1年で1キロも増えていない息子
まだ11キロ台
身体の成長としては心配ではあるが
ママ抱っこと甘えてくる息子が
まだ11キロでよかった
軽くてよかった
高齢の母想いでありがたい
これまた
老体の不安と隣り合わせ
すでに足腰しんどいけれど
いつまでさせてくれるかわからない抱っこ
私の体力が続く限り
たくさん抱っこしていたい
体重の軽さを憂いたり心配したり
息子の成長のひとつひとつ
嬉しさと心配事はすべて紙一重
4歳になった
ということは
三つ子の魂百まで
幼い頃の性格(性質)は、100歳になっても(年を取っても)変わらないということ
持って生まれた性格は、生涯変わらないことに例える
の理論から言えば
息子の芯の性格は
もうほぼ形成されているということ
私や旦那に対しては手荒いところはあるが
家ではめちゃくちゃ手強いが
友達や他人にはすごく優しい
人が使ってるものを取ることもしないし
何をされてもやり返さないし
例え息子が使っていた物を取られても
取り返さないし怒りもしない
息子のすごく優しい部分だと思う
おもちゃ屋さんでも
使いたいものがあっても
空くまでずっと待ってるし
自分が使ってても
使いたい人がいたら変わってあげる
使ってるものを取られても
怒らない(泣きそうにはなるけど)
それが
息子の根っこの部分に形成されてるとするなら
そんなふうに育ってくれて嬉しいし
100まで優しい心のままでいてほしい
やられっぱなしにならないか
今後は心配なところでもあるけど
そこはこれから強くなっていってほしい
4歳になった息子へ
お誕生日おめでとう
ママとパパのところに
生まれてきてくれてありがとう
毎日かけがえのない時間をありがとう
毎日幸せをありがとう
ママがいちばんだいすき
といつも言ってくれる愛しい息子
ママもあなたが世界で1番だいすきだよ
