こんにちは。秋桜です。

 

12月17日に『どうする家康』が、最終回を迎えましたね。

 

殿、本当にお疲れ様でした。

 

私の大河ドラマ歴は2000年の「葵 徳川三代」から。

 

観る年、観ない年もあるものの、なんだかんだで23年。

 

私の事を直に知っている人は、知っていてくれている人も多いけど

 

「潤君は絶対大河やるから!!」と預言めいた断言をしてきていたので(笑)

 

実際に決まった時の、私のドヤり具合ったらなかった。

 

そして、1年間、松本家康を見続け。

 

脱帽。

 

もう、本当に脱帽。

 

脚本も、めちゃくちゃ良いし。キャストが全員お見事!という演技力の持ち主たち。

 

感想を長々書くのもあれなので、かいつまんで書かせてもらうと。

 

・主人公だけでなく、登場人物にもあれだけスポットを当てて書くのが凄い

・↑これをやるから、視聴者は家臣団とも家康とも感情を共有できて物語に入り込みやすくなる

 

私なんぞ、時に本田忠勝、時に鳥居忠吉、時に夏目広次、時に市、時に秀吉、時に信長、時に信玄、として家康の傍にいたもん(いたの!)

 

潤君の演技はいつも凄くて。今回も勿論凄いのだけれど。

 

最終回で特筆させて頂きたいのは、鯉のエピソードの最後の方。

(押し入れから瀬名達が出て来る時に、家康が彫っていた彫り物が獏なのが、また意味深)

 

夢と現実と、真実が入り混じっているような世界で、

 

家康が家臣より鯉を大切にするような人ではないと家臣たちが言う場面。

 

「皆、ようわかっておるのです。殿と言うお人を、そのお心を」

 

ここで、ゆっくりと家康の首が傾き、姿は若い頃のまま中身は今の家康になっているのがわかる。

 

カクン、と、ほんの少しの所作で、

 

若き家康に、今死を迎えようとしている老年の家康が重なっているのがわかる。

(その逆も然り)

 

家臣たちが次々に礼を述べるのも、各人セリフとしては短いのだけれど

 

「ありがとうございました」たったその一言に、その人(役)のどんな想いが込められているかは

 

1年通して見て来たからわかる(伝わる)。

 

それを受けて家康も「こちらこそじゃ」と、涙を流しながら言って座して

 

「心から、感謝申し上げる」と頭を下げる。

 

ここまでが若き家康の姿で中は老年の家康。

 

そして絵が変わって、現代の家康も同じように座して礼をしている。

 

もう、見事!見事!見事!!

 

「お幸せでございますな。殿」とかけられた穏やかな声は、瀬名の声で

 

家臣たちと歩んできた今日までを思い、家臣たちとの確かな繋がりを感じながら

 

「そうじゃな。儂は幸せ者じゃな」と泣きじゃくる家康は、かつての元康でもある。

 

白兎は、白兎。

 

最後の最後に、家康が流した涙が、温かいもので良かったなぁって…

 

私も、泣きました(笑)。

 

あー…本当にすごかった!!感動した!!!

 

ファンとしての立場からも見ているから、いつもの大河とは違う感覚も味わえたし。

 

こういう経験をさせてくれた潤君に感謝。

 

そんな潤君が、家康を演じる事で起きた精神的変化等を体感できるのが

 

「PERSPEC TIVE」行って参りました!

 

 

朝一番の回だったので、張り切って1番に並びまして。

 

全てのインストラクションを最初に体験できました。

 

これ、すごい経験。

 

一番通過だったから出来た事なんだと思うけど

 

誰にも邪魔されず、あの空間を感じ取れたことって、本当に凄かった。

 

PERSPEC TIVEって、観点って意味だと思うけど

 

6つの観点をもとに、潤君と言うか、家康を体感した感じ。

 

最初に貰った冊子にも書かれているけれど

 

「私たちは松本の体験と記憶をインストールする」

 

これに尽きる。

 

素晴らしき個展でした。

 

翔ちゃんの個展もそうだけど、東京だけなんて勿体ない。

 

全国行脚!!是非是非!!