思い込みは損。
今日は朝から決めていた。
絶対、「美味しいケーキを食べるぞ!」と。
最近の私にとって、美味しいケーキとは、
歩いて3分の、(地元密着系)喫茶店のケーキ。
実は、近所にかかわらずその喫茶店のケーキが
「イケる」ことを知らなかった。
その喫茶店からもう少し歩くと、人気のケーキ屋さんがあって、
そこばかりで買い求めていたからだ。
しかし、原料高の影響か、人気が出すぎて手を抜いたのか、
馴染みのケーキ屋の味が落ちたのだった。
スポンジがパサパサになり、カスタードの味も薄い。
そんな時に、喫茶店のケーキをお土産でもらい、
今まで知らなかったことにショックさえ覚えたのだった。
聞くと、その喫茶店の女主人はケーキ教室まで開く、
お菓子づくりの名人だった。
喫茶店のショーケースには、10種類ほどの手作りケーキが並ぶ。
クッキーなどの焼き菓子も置いているのだ。
これって、ケーキ屋さん顔負けの品揃え。
カフェなら、オーナー手作りのケーキってのが通常だけど、
昔ながらの田舎の喫茶店って、
業者に依頼して、朝届けてもらっている、
いかにも工場で作られたケーキが出てくるもんだと思っていた。
すっごく不味くないけど、敢えて食べる必要もない味の…。
でも、これ「普通の喫茶店のケーキはマズイ」という“思い込み”だった。
“思い込み”や“決め付け”、気をつけなきゃいけないことだ。
ミニシュークリームが乗ってて、イチゴ、バナナ、メロン、キウイなどの果物が生クリームの中に詰まっています。一番下はクッキーの層。
甘すぎず、生クリームがクドくないので、大きいけどペロリといけます。