昼行燈が3人って、知ってますか? | 権兵衛48の必殺シリーズも語れるブログ

権兵衛48の必殺シリーズも語れるブログ

テレビ 映画 食に加え自身に纏わる日常を気まぐれにお伝えしたいと思います

「影同心」TBS系。1975年4月5日夜10時放送開始。
出演 山口崇、渡瀬恒彦、林大興、勝部演之、丹阿弥谷津子、金子信雄 他。全28回。
 
 
お上で裁けぬ悪党に、闇に蠢く極悪どもに、怒りの鉄槌くれてやる。
法で裁けぬ表稼業、闇で裁くが影同心。。。。
イメージ 1
 
早い話が、東映制作の必殺版ッと言った感じで。
関東圏では、ソレまで必殺シリーズは第5弾の『必殺必中仕事屋稼業』13話までが土曜夜10時のTBS、翌週の14話以降が金曜の夜10時テレビ朝日で・・・・ッとこんな感じで変わっておりました。
 
 
『影同心』は必殺新シリーズとの見方をする視聴者も少なく無く開始から高視聴率を維持、一方、金曜に移行した必殺シリーズは打ち切りと勘違いした視聴者もおり、当時の制作サイドは、スグに気付くだろう感覚で告知が少なかったのも『―必中仕事屋―』視聴率低迷の要因とも考えられます。
 
イメージ 2
 
この土曜夜10時TBSに新たに鎮座した『影同心』はヒット。
主水シリーズを3倍にした(同心が3人なので)面白さが大きな勝利を収めた形になったワケで。
一方、本家、必殺シリーズは6作目に「本当の昼行燈」藤田まこと演じる中村主水を登板☆
 
その後は、土曜夜10時の視聴率を金曜で取り返した必殺。
 
「影」登場以降のTBSは、この他に何作かの時代劇を放送。
しかし時間帯と裏番組が強力になったのか!?
数字の意味で「影」になってしまう事を必殺後の、昼行燈3人に任せた時点では安堵しきっていたようですナ。
 
しかし今では考えられない、業界で云うところの〝腸捻転〟
まぁ細かい事抜きに視聴者立場からいえば今まで見ていたチャンネルからよそのチャンネルに移るなんて・・・・
非日常のあり得ない話ですからネ。。。。
イメージ 3イメージ 4
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
キャスティングの紹介は、まず、お調子者のさぼり魔、更科右近。
彼の得物は櫛で相手の急所を仕留める。
髙木勘平はワイルドな性格だがコチラも然したる手柄も立てられない役立たず。
だが影に回ると得物は長鎖付きの鞘に収る大刀で悪党を一刀両断。
イメージ 5
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
そしてドン尻は書庫番を控える定年間近の最古参。
(オマケに役宅に帰れば奥方に虐められる)、柳田家秘伝に纏わる
〝睾丸潰し〟で極悪共もshock死だ☆
蛤の貝殻で相手の睾丸を握り潰す荒技で候。
 
 
 
 
 
 
 
では、最後に必殺とまったく異なる点・・・・
 
★頼み料が無い!(銭で動くと思ったら大間違い。ただ働きだ)
 
★★其々が持ち寄る得物で仕留めるお上から預かる「十手、脇差し」は一切使わない。
 
★★★昼行燈を決め込む役人が3人もいる
(役立たずと上司に卑下される毎日、同僚からも相手にされず、下っ匹からも頼られない)
北か南か知らぬケド・・・・凄い人事ですナ(爆