ひとの死というものには、慣れる事がないだろう。
わたしが人間というものである限り。

ここ数年で大切なひとの死を何度か経験したけれども、
その度に悲しく、なんとも言えない気持ちになった。
もちろん、今でもいない事が惜しいし、悲しい。

今でも涙がでる。


が、同時に感謝しているのです。


わたしはお人好しであるし、また冷酷でもあります。

けれども、
裏切られた気持ちというものは、わたしの感情であって、
約束を果たさないというものではないのです。



愛しているには変わりなく、
裏切りと感じたもの、嫌いと認定したものさえ愛しているのです。


わたしは遠く、札幌から彼女の死を思い、
残された友人を思うのです。


強くあれ、弱くあれ、良であれ、悪であれ。
それでもやっぱり愛しているのです。


キレイゴトと思われようとも、今の心情はそんなところ。


側にいられなくて、本当に申し訳ない。
約束を果たせなかった無念が残る。
けれども、それでも、彼女は立派に送り出すんだと思う。


地球がファミリーだと思っているわたしにとって、
それは、家族の死と同等なのだ。

それをわかってくれとは言わないけれども、
そのカケラは伝わればな、と思っています。



兄貴、
説教してやってください。もっともっと伝わる様に。
としばぁ、
優しくわたしを抱きしめてください。


それが先人から教わった、わたしの気持ちです。


暗いようだけれども、わたしは元気なのよ!
今日記さずには、いられませんでした。
失礼しやしたっ