すばら しい演技を見ました。フイギュアのフリー。採点競技はなるべく見ないようにしてますがこれは別。最後のポーズを決めて一瞬涙で顔がゆがむ。そしてこぼれるような笑顔。一つの道を究めるということはこういうことなんだと思います。そうそう見れるものではない。これは「フイギュア道」といっていい。フイギュアも世界的スポーツという型にはめると利害が絡む。そして都合よく自分達の作ったルールにはめようとする。これまで例外なくずっと彼女が得意とする技を低く評価する動きがありました。それはエスカレートして、例えるならあの男子のプルシエンコが4回転をこなしても勝てないといわれるような点数を対戦相手につける。そんな中ただひたすら自分の満足できる演技を目指す。代名詞とまでなったトリプルアクセル。現在女子が誰も出来ない技。ステップやスピンは全て最高難度のレベル4。それでもジャッジは3位。名を成したアスリートたちが彼女を「これ以上ない」と正直に絶賛しています。分かる人にはわかる。当分彼女の域に到達できる選手は出てこないと思います。今の彼女にメダル?順位?そんなのどうでもいいのではないでしょうか。ただこれまで彼女を正当に評価しなかったジャッジ。フイギュア界はいずれ失ったもののあまりの大きさに気づくと思います。そしてそのツケはこれからやってくる。