仕事片付けて母の介護に専念するようになって交際の範囲が随分と変わりました。例年だったら今月は毎週ハシゴする忘年会もほとんどなくなりました。でもそれほど苦にならない。それってもともと好きじゃなかったのかもしれません。
病室に牧師さんがお見舞いに来てくれました。「一年で一番忙しい日じゃなかったんですか?」と聞くと「行事は昨日で終わりました。大勢の方が来てくれました。」それでも彼にとって今日という日は特別な日だということはわかります。母はこれまで何度となく病院を変わったのですがその都度お見舞いに来てくれてます。彼が帰ってから「ひょっとして今日彼が来たことは母へのクリスマスプレゼントなのかな?」と思うと同時に振り返ってみれば私が教会に行ったのは今年に入って10月に1回きり。聞くところによると牧師も奥さんの怪我。お母さんの認知症。そして牧師自身も目の手術と大変だったようですが私はそのどれも知りませんでした。当然お見舞いにも行ってません。宗教がどうこうという以前に今を生きるひとりの人としても恥ずかしい。ちなみに今年のクリスマスはどういうわけか仏滅だそうです。